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内容説明
地球上にはとんでもない「台所」が存在する!類をみない「世界台所学」の集大成!食べものはキッチンの「環境」のかたちにより違いを生みだす。人間もまたキッチンによって変化してしまうのだ―。
目次
1 日本列島台所探検―もっとちがう台所像を求めて、一級建築士、旅に出る
2 地球一周台所探検(韓国「釜山」―キムチ甕のある風景;中国(1)「香港・深〓」―中国大陸の台所・入門編
中国(2)「貴陽・昆明」―食べる営みの原風景を行く
ブータン「パロ」・ネパール「カトマンドゥ」―照葉樹林文化ベルトの西端と東端
インド「ボンベイ・マドラス」―バナナの葉っぱと手づくね竈
トルコ「イスタンブール」・イタリア「ポンペイ」―窯と竈の歴史(1)
エジプト「カイロ」・ケニア「ナイロビ」―尖底土器と瓢箪・謎解きの旅
フランス「パリ・ルーアン」―窯と竈の歴史(2)
アメリカ「ウッズベリー・ロサンジェルス」―入植・西部開拓・現代、三つの台所の原像を求めて)
著者等紹介
山口昌伴[ヤマグチマサトモ]
道具学会事務局担当理事。1937年、大阪府生まれ。63年、早大・建築学科卒。一級建築士(合格するも登録料を二級酒に替えて未登録)。10年間建築設計管理に従事ののち生活研究の道へ。GKデザイングループにて研究職を歴任。専門は生活学・住居学・道具学。古今東西の庶民の暮らしの実態をとらえた住まいの設計、道具デザインの基礎学を探求。住居も台所も道具があふれ、人は道具をめぐって動いているからと道具学を提唱、学会設立に参加。著書『台所空間学』で日本生活学会・今和次郎賞受賞。『台所の100年』編著で神戸賞受賞。ほかに『図説台所道具の歴史』『和風探索』『地球・道具・考』『図面を引かない住まいの設計術』など著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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