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角川oneテーマ21
世界一周「台所」の旅―人類繁栄の源はキッチンにあり

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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047040281
  • NDC分類 383.9
  • Cコード C0295

内容説明

地球上にはとんでもない「台所」が存在する!類をみない「世界台所学」の集大成!食べものはキッチンの「環境」のかたちにより違いを生みだす。人間もまたキッチンによって変化してしまうのだ―。

目次

1 日本列島台所探検―もっとちがう台所像を求めて、一級建築士、旅に出る
2 地球一周台所探検(韓国「釜山」―キムチ甕のある風景;中国(1)「香港・深〓」―中国大陸の台所・入門編
中国(2)「貴陽・昆明」―食べる営みの原風景を行く
ブータン「パロ」・ネパール「カトマンドゥ」―照葉樹林文化ベルトの西端と東端
インド「ボンベイ・マドラス」―バナナの葉っぱと手づくね竈
トルコ「イスタンブール」・イタリア「ポンペイ」―窯と竈の歴史(1)
エジプト「カイロ」・ケニア「ナイロビ」―尖底土器と瓢箪・謎解きの旅
フランス「パリ・ルーアン」―窯と竈の歴史(2)
アメリカ「ウッズベリー・ロサンジェルス」―入植・西部開拓・現代、三つの台所の原像を求めて)

著者等紹介

山口昌伴[ヤマグチマサトモ]
道具学会事務局担当理事。1937年、大阪府生まれ。63年、早大・建築学科卒。一級建築士(合格するも登録料を二級酒に替えて未登録)。10年間建築設計管理に従事ののち生活研究の道へ。GKデザイングループにて研究職を歴任。専門は生活学・住居学・道具学。古今東西の庶民の暮らしの実態をとらえた住まいの設計、道具デザインの基礎学を探求。住居も台所も道具があふれ、人は道具をめぐって動いているからと道具学を提唱、学会設立に参加。著書『台所空間学』で日本生活学会・今和次郎賞受賞。『台所の100年』編著で神戸賞受賞。ほかに『図説台所道具の歴史』『和風探索』『地球・道具・考』『図面を引かない住まいの設計術』など著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シルク

13
最初はなんだか文章が随分ぎこちないのだが、後になればなるほどずいずいずっころばしって感じで(?)著者の「山口節」みたいなのが炸裂してくる。う~む、面白かった(*´∀`) 日本のあちこち、台所探索。台所とは……。道具とは……はてさて。そしてやがて、日本の台所めぐりで打ち立てた一定の台所論みたいのん胸に抱いて、日本を飛び出してみちゃった。吾輩の論、他の国々の台所でも通用するかいな?! と。「そのうち、寝台と、その上に畳んで積まれた蒲団の、折り畳み方、積み方に民族によって流儀があるのに気づいて……」(p.63)2019/02/01

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