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出版社内容情報
味の好みは人それぞれ。例えば、ビールの味を私たちはどうやって味わい分けているのだろう?「味覚センサー」を開発し、味覚を数値化することに成功した気鋭の科学者が、味の謎を解明する! おもしろ科学読み物。
内容説明
あなたの好き嫌いには、理由があった!味とおいしさの謎を解いて、人間の不思議に迫る、21世紀の最新科学。
目次
第1章 おいしさを測る
第2章 味覚とは何か
第3章 生物をまねる
第4章 味覚センサー
第5章 おいしさの科学
第6章 発酵食品とうま味文化
第7章 豊かな感性の時代へ向けて
著者等紹介
都甲潔[トコウキヨシ]
1953年福岡生まれ。九州大学工学部電子工学科卒業。同大学院博士後期課程修了後、助手、助教授を経て、現在、九州大学大学院システム情報科学研究院教授。食を知ることで人間の原点を知ろうと「味覚センサー」を開発。これまで感覚で捉えるしかなかった「味」を客観的に測定することに成功した。バイオと情報科学で人の医・食・住の向上を目指す総合科学(ヒューマン・インフォマティクス)を提唱する。著書に『味覚センサ』『食と感性』『電子物性論』、共著に『センサ工学』『自己組織化』『自己組織化とは何か』などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっち@カープ女子
19
最近食に執着してて、タイトルに惹かれて読んでみました。「うま味」を客観的に測定する、「味覚センサー」の開発者です。霜降り牛肉が何故美味しいかとか、醤油とプリンでどうしてウニの味になるのかなど、理由がよくわかり、最後まで興味深く読めました。2013/07/18
星落秋風五丈原
10
すいかに塩を振るのはより甘く感じるためだということは周知の事実。味の好みは人各々だが共通する部分もある。味覚センサーを開発し味覚を数値化することに成功した科学者が味の謎を解明した本。2001/05/31
Nozaki Shinichiro
1
味覚は単一のパラメータで表せるものではなく、レーダーチャートみたいなもので総合的に判断するものですよ、それを見れる味覚センサーを作りましたよ、という話。センサー開発の話としてはとても面白かったですが、料理の腕にはあんま貢献しないような…。マニアックな方向にいきすぎました。2014/09/04
numainu
0
評価E2001/06/26
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