道元 実践の哲学 身心論から読み解く『正法眼蔵』

個数:
  • 予約

道元 実践の哲学 身心論から読み解く『正法眼蔵』

  • ご予約受付中
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ◆通常、発売日にウェブストアから出荷となります。
    ◆指定発売日のある商品は発売前日にウェブストアから出荷となります。
    ◆一部商品(取り寄せ扱い)は発送までに日数がかかります。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆表示の発売日や価格は変更になる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
    ◆ご予約品は別途配送となります。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判
  • 商品コード 9784047037434
  • Cコード C0315

出版社内容情報

日本を代表する思想書の一つ、道元『正法眼蔵』。仏道修行に重きを置く道元の、実践に即した哲学が特に表れているのが「身心学道」の巻である。私たちの身体と心を、少しでも仏に近づけるにはどうしたら良いか。欲望としがらみが絡み合い、既成観念にとらわれた窮屈な世界を抜け出すには、どうするべきなのか。道元が考え抜いた、ときに常識を覆す思想を、日本仏教研究の泰斗が、やさしい講義形式で一つずつ紐解いていく。


【目次】

はじめに

第一講 『正法眼蔵』をどう読むか? 
一、『正法眼蔵』に挑戦する
二、道元という人 
三、『正法眼蔵』をどう読むか

第二講 『正法眼蔵』の根本思想と身心論〔身心学道1〕 
一、道元思想の根本構造
二、「身心学道」を読む
三、「心」から出発する

第三講 心という通路〔身心学道2〕 
一、学道としての心
二、山河大地としての心
三、心は「世界」を超出する
 【特論】「心」の系譜と道元 

第四講 心は未知へと開かれる〔身心学道3〕 
一、多様な「心」を掘り下げる
二、一度に扉が開かれる
 【特論】禅と「心」 

第五講 真実の身体とは?〔身心学道4〕 
一、身体によって学ぶ
二、真実の身体とは何か?
 【特論1】身体論の系譜と道元 
 【特論2】禅宗史から見た道元 

第六講 生死にありて学道す〔身心学道5〕 
一、生死こそ真実の身体
二、生死にありて学道す――「身心学道」の総結
三、「身心学道」を中心として見た道元の思想と実践
 【特論】七十五巻本『正法眼蔵』から十二巻本『正法眼蔵』へ 

第七講 真理は語り得るか?〔道得〕 
一、『正法眼蔵』の根本思想・再考
二、真理は表現可能である
三、「語り得る」とはどういうことか?
四、二つの古人の言葉とはたらき
五、「無理会話」と「道得」――「山水経」の「東山水上行」
 【特論】中国禅の言語観――『碧巌録』の場合 

補講 観音の手眼は如何にはたらくか?〔観音〕 
一、『碧巌録』と道元
二、「雲巌大悲手眼」の公案
三、『碧巌録』における観音の手眼
四、『正法眼蔵』における観音の手眼
五、古則解釈の両方向

「身心学道」原文 
あとがき

最近チェックした商品