出版社内容情報
織豊系城郭にはそれまでの城にはない特徴がある。居城における石垣、瓦、礎石建物という三つの要素だ。そして、攻城戦においても、包囲戦という戦略で、敵の城の周囲に陣城と呼ばれる小規模ではあるが縄張り構造が極めてテクニカルな城を築き、周囲を封鎖する戦法を用いた。縄張り研究、考古学、文献史学をもとに、織豊政権の居城と陣城の分析の研究をライフワークとしてきた著者の集大成となる一冊。
内容説明
織豊系城郭にはそれまでの城にはない特徴がある。居城における石垣、瓦、礎石建物という三つの要素だ。そして、攻城戦においても、包囲戦という戦略で、敵の城の周囲に陣城と呼ばれる小規模ではあるが縄張り構造が極めてテクニカルな城を築き、周囲を封鎖するという戦法を用いた。縄張り研究、考古学、文献史学をもとに、織豊政権の居城と陣城の分析の研究をライフワークとしてきた著者の集大成となる一冊。
目次
第1章 信長の築城
第2章 安土城の構造
第3章 将軍の城と子息・一門の城
第4章 近江の支城網
第5章 信長家臣団の城
第6章 合戦と陣城
終章 信長の居城と陣城の意味するもの
著者等紹介
中井均[ナカイヒトシ]
1955年、大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。考古学者。滋賀県文化財保護協会、長浜城歴史博物館館長などを経て、滋賀県立大学人間文化学部地域文化学科教授。専門は中・近世城館遺跡、近世大名墓。NPO法人城郭遺産による街づくり協議会理事長、織豊期城郭研究会代表、大名墓研究会代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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