出版社内容情報
万葉は遠景ではない。そして私たちが万葉集を魅力あふれる「不滅の古典」と呼ぶためには、時を越えて現代を生きる、万葉びとたちの生の重みと共に歩み続ける必要がある! 女流歌人をはじめ、柿本人麻呂、山上憶良、大伴家持らとの貴重な会話を通して、その新たな相貌と精神世界とを探りあてていく。「人間」への大いなる関心・共感性をもって、多様多彩な歌林世界にわけ入る万葉講義。新装による待望の第二弾。
内容説明
万葉は遠景ではない。そして私たちが万葉集を魅力あふれる「不滅の古典」と呼ぶためには、時を越えて現代をも生きる、万葉びとたちの生の重みと共に歩む必要がある!女流歌人をはじめ、柿本人麻呂、山上憶良、大伴家持らとの貴重な会話を通して、その新たな相貌と精神世界とをさぐりあてていく。「人間」への大いなる関心・共生感をもって、多様多彩な歌林世界にわけ入る万葉講義。新装による待望の第二弾。
目次
いまも生きる万葉びと―序にかえて
1(女性歌人―恋歌の作者たち;額田王のなぞ ほか)
2(韜晦の歌聖―柿本人麻呂;梅原猛「柿本人麿論」と虚実 ほか)
3(天平の四歌人;憶良の生涯 ほか)
4(天武天皇;中皇命とは誰か ほか)
著者等紹介
中西進[ナカニシススム]
1929年、東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。高志の国文学館館長、国際日本文化研究センター名誉教授、大阪女子大学名誉教授、京都市立芸術大学名誉教授。1970年に日本学士院賞を受賞。2005年に瑞宝重光章、2013年に文化勲章を受章。著書は『万葉と海彼』(第3回和辻哲郎文化賞、角川書店)、『源氏物語と白楽天』(第24回大佛次郎賞、岩波書店)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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はちめ
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