出版社内容情報
リアルな不幸や辛苦がゆえに釈尊のもとに集った女性たちの、現代にも通じる具体的な悩みや苦しみ、そして喜びが綴られる。仏教が本来もっていた男女平等思想を明らかにする名著。
内容説明
釈尊の教えに最も忠実といわれる「原始仏典」。そのうちの1つが、釈尊に直接教えを受けた尼僧たちの言葉でつづられた詩集「テーリー・ガーター」である。リアルな不幸や辛苦ゆえに、釈尊のもとに集った女性たちの、現代にも通じる悩みや苦しみ、そして喜びが赤裸々に記された不朽の名経典が、ここに新訳で蘇った。仏教が本来もっていた男女平等思想を明らかにする名著。
目次
一人ひとりの尼僧“に対する一つの偈からなる詩の章”
二つの偈からなる詩の章
三つの偈からなる詩の章
四つの偈からなる詩の章
五つの偈からなる詩の章
六つの偈からなる詩の章
七つの偈からなる詩の章
八つの偈からなる詩の章
九つの偈からなる詩の章
十一の偈からなる詩の章
十二の偈からなる詩の章
十六の偈からなる詩の章
二十の偈からなる詩の章
三十の偈からなる詩の章
四十の偈からなる詩の章
長い偈からなる詩の章
著者等紹介
植木雅俊[ウエキマサトシ]
1951年、長崎県島原市生まれ。仏教思想研究家。東京工業大学世界文明センター非常勤講師、NHK文化センター講師を歴任。理学修士(九州大学)。文学修士(東洋大学)。人文科学博士(お茶の水女子大学)。1991年から中村元博士のもとでインド思想・仏教思想、サンスクリット語を学ぶ。『梵漢和対照・現代語訳法華経』(岩波書店。毎日出版文化賞)、『梵漢和対照・現代語訳維摩経』(同。パピルス賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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