角川選書<br> テーリー・ガーター―尼僧たちのいのちの讃歌

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角川選書
テーリー・ガーター―尼僧たちのいのちの讃歌

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047036178
  • NDC分類 183
  • Cコード C0315

出版社内容情報

リアルな不幸や辛苦がゆえに釈尊のもとに集った女性たちの、現代にも通じる具体的な悩みや苦しみ、そして喜びが綴られる。仏教が本来もっていた男女平等思想を明らかにする名著。

内容説明

釈尊の教えに最も忠実といわれる「原始仏典」。そのうちの1つが、釈尊に直接教えを受けた尼僧たちの言葉でつづられた詩集「テーリー・ガーター」である。リアルな不幸や辛苦ゆえに、釈尊のもとに集った女性たちの、現代にも通じる悩みや苦しみ、そして喜びが赤裸々に記された不朽の名経典が、ここに新訳で蘇った。仏教が本来もっていた男女平等思想を明らかにする名著。

目次

一人ひとりの尼僧“に対する一つの偈からなる詩の章”
二つの偈からなる詩の章
三つの偈からなる詩の章
四つの偈からなる詩の章
五つの偈からなる詩の章
六つの偈からなる詩の章
七つの偈からなる詩の章
八つの偈からなる詩の章
九つの偈からなる詩の章
十一の偈からなる詩の章
十二の偈からなる詩の章
十六の偈からなる詩の章
二十の偈からなる詩の章
三十の偈からなる詩の章
四十の偈からなる詩の章
長い偈からなる詩の章

著者等紹介

植木雅俊[ウエキマサトシ]
1951年、長崎県島原市生まれ。仏教思想研究家。東京工業大学世界文明センター非常勤講師、NHK文化センター講師を歴任。理学修士(九州大学)。文学修士(東洋大学)。人文科学博士(お茶の水女子大学)。1991年から中村元博士のもとでインド思想・仏教思想、サンスクリット語を学ぶ。『梵漢和対照・現代語訳法華経』(岩波書店。毎日出版文化賞)、『梵漢和対照・現代語訳維摩経』(同。パピルス賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

45
原始仏教の頃の尼僧たちの様子を知る貴重な本である。スリランカなどには古くから伝えられてきたが、日本には明治時代になって入ってきた。本書の特徴は解説が全体の半分近くを占める点であり、古代インドに関する知識が乏しい場合はこちらから読むことをおすすめしたい。ギリシア人のメガステネースが『インド誌』の中でインドでは「女性の哲学者たちがいて、男性の哲学者たちに伍して難解な哲学を堂々と議論している」と記しているが、この「女性の哲学者」とは仏教の尼僧のことであり、原始仏教の時代には男女平等の思想があったことがわかる。2023/07/31

mongkeke_tarikh

3
先月NHKの100分de名著の法華経の回で指南役をされた植木先生が、岩波版「尼僧の告白」とは別に邦訳されたもので、番組や先生の関連著書でも度々引用されてた事もあり購入した次第だった。恥ずかしながら「初期仏教の男女平等思想」については全く暗かったため、番組や植木先生の関連著書で初めて具体的な話を聞いた感じだった。仏滅後に仏教が「バラモン教ヒンドゥー教化」してしまった事を憂い、初期仏教に立ち返ろうと言う「ルネサンス運動」が大乗仏教興隆の実態だったとの話には、目から鱗な思いだった。2019/12/04

きょん

1
原始仏教に尼僧の言葉を集めたものがあると知って興味深いと感じた。お葬式のためではない、仏教の話。2018/04/15

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