角川選書<br> 足利尊氏

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足利尊氏

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047035935
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

これが尊氏研究の最前線!発給文書1500点から見えてくる新しい尊氏像。足利尊氏は、室町幕府政治体制の基礎を固め、武家政治の隆盛へと道筋をつけた人物である。その評価はこれまで時代の影響を色濃く受けて定まらず、「英雄」と「逆賊」のあいだを揺れ動いた。近年、南北朝時代を再評価するムーブメントのなかで、足利尊氏への関心は飛躍的に高まった。新出史料を含めた発給文書1500点を徹底解析しながら、これまでになく新しいトータルな尊氏像を描き出す。


【目 次】

序 章 新しい足利尊氏理解のために  

第一章 鎌倉期の足利尊氏 

第二章 足利尊氏と後醍醐天皇

第三章 室町幕府体制の成立

第四章 尊氏と直義――二頭政治と観応の擾乱

第五章 足利義詮への継承――室町幕府体制の展開

終 章 果たして尊氏は「逆賊」か

【目 次】

序 章 新しい足利尊氏理解のために  

第一章 鎌倉期の足利尊氏 

第二章 足利尊氏と後醍醐天皇

第三章 室町幕府体制の成立

第四章 尊氏と直義――二頭政治と観応の擾乱

第五章 足利義詮への継承――室町幕府体制の展開

終 章 果たして尊氏は「逆賊」か

森 茂暁[モリ シゲアキ]
1949年、長崎県生まれ。九州大学大学院博士課程中途退学。福岡大学人文学部教授。文学博士(1985年 九州大学)。専門は中世日本の政治と文化。著書に、『太平記の群像』『闇の歴史、後南朝』(角川ソフィア文庫)、『足利直義』『室町幕府崩壊』(角川選書)、『南朝全史』(講談社選書メチエ)、『戦争の日本史8 南北朝の動乱』(吉川弘文館)、『後醍醐天皇』(中公新書)、『増補改訂 南北朝期公武関係史の研究』(思文閣出版)など多数。

内容説明

足利尊氏は、室町幕府政治体制の基礎を固め、武家政治の隆盛へと道筋をつけた人物である。その評価はこれまで時代の影響を色濃く受けて定まらず、「英雄」と「逆賊」のあいだを揺れ動いた。近年、南北朝時代を再評価するムーブメントのなかで、足利尊氏への関心は飛躍的に高まった。新出史料を含めた発給文書1500点を徹底解析しながら、これまでになく新しいトータルな尊氏像を描き出す。

目次

序章 新しい足利尊氏理解のために
第1章 鎌倉期の足利尊氏
第2章 足利尊氏と後醍醐天皇
第3章 室町幕府体制の成立
第4章 尊氏と直義―二頭政治と観応の擾乱
第5章 足利義詮への継承―室町幕府体制の展開
終章 果たして尊氏は「逆賊」か

著者等紹介

森茂暁[モリシゲアキ]
1949年、長崎県生まれ。九州大学大学院博士課程中途退学。福岡大学人文学部教授。文学博士(1985年九州大学)。専門は中世日本の政治と文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

14
亀田俊和先生の「観応の擾乱」で足利尊氏と言う人物に興味を持ったので読んでみた。森先生も亀田先生と同様に一次史料に基づいて記述している。ただし尊氏が直義を殺害したとする見解は多くの歴史学者と変わらない。もっとも何でそういう見解になっているのか、根拠は示されていないのが何とも。森先生の記述は淡々とした感じなのだが、それも歴史研究者として真っ当なもの。2021/04/17

サケ太

10
足利尊氏は何をしたのか。どんな政治家だったのか。発給文章という一次史料、太平記などの軍記ものといった二次史料を元に、関係性や思考について著書の分析を述べている。鎌倉幕府内での足利氏の立場。倒幕に至るまでの流れ。南北朝時代での後醍醐天皇からの視点。足利尊氏、直義の二頭政治。高師直、直義が政治や軍事を握っていた印象が強かったが、足利尊氏の政治家としての部分が見えてくる。そして、妙に影の薄い義詮がどのような活動をしていたかということ。足利尊氏の創った室町幕府という政権。間違いなく今の時代に繋がる文化を遺した。2017/03/26

スプリント

9
史料をふんだんに引用して足利尊氏という人物を描き出している。引用された資料を読み込もうとするとそれなりに集中力が必要。 しかし権力が二転三転していく鎌倉~建武~室町の時代は面白い2023/03/22

古谷任三郎

9
筆者は多くの史料を駆使して、足利尊氏という人物をリアルに描き出している。また、「逆賊」のレッテルが貼られる尊氏を「日本文化の実質的な開創者」(P.243)として、高く評価している。足利尊氏は日本史上最も人間的な人物であろう。2020/11/11

MUNEKAZ

6
発給文書から見た足利尊氏。無味乾燥に思える書状類についても、その細部を見ていけば、尊氏の思いや苦悩が浮かび上がる。とくに後醍醐天皇と弟・直義については最後まで「兇徒」の文字を使わなかったのが、尊氏の心内を表しているようで面白い(逆にかわいい嫡男・義詮のライバルになる直冬に対しては使いまくり)。また尊氏から義詮への権限移譲の様子も細かく論じられており興味深かった。2017/03/28

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