出版社内容情報
数の起源からデジタル社会まで、天才たちの情熱と研鑽の果てに蓄積されてきた人類の英知「数学」の歴史を、詳細なイラストや多数のオリジナル図版を駆使して紹介。数学がより身近で楽しくなる!
内容説明
数学は文明発展の立役者だった―。ピタゴラスやオイラーをはじめ、幾多の天才たちの情熱と研鑽の果てに蓄積されてきた人類の英知「数学」。その進展の歴史を、詳細なイラストや多数のオリジナル図版を駆使して紹介していく。数の起源やゼロの発見、円周率πへの挑戦、新時代を拓いたモールス通信、デジタル社会を支える2進数、究極の美にひそむ黄金比なども分かりやすく解説。数学がより身近で楽しくなる!
目次
第1章 数え方の進化
第2章 数の世界を変えた「ゼロ」
第3章 数学の礎を築いた学者たち
第4章 円周率πへの挑戦
第5章 「人類の至宝」を見つけたオイラー
第6章 デジタル時代の礎となった2進数
第7章 新時代を拓いたモールス通信
第8章 フィボナッチ数と黄金比の不思議
著者等紹介
佐藤修一[サトウシュウイチ]
1946年、山形県生まれ。東京理科大学大学院修士課程修了(数学専攻)。国立鶴岡工業高等専門学校名誉教授。日本数学会、情報処理学会、フィボナッチ協会などに所属。フィボナッチ数とその応用や符号理論を研究。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の講演などで、数学を興味深くやさしく紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2019/12/13
都人
0
数学の基礎知識がもっとあれば、楽しい本になっていたはず。2014/07/12
こまき
0
数学と美の関係性について、日本の数学について、ゼロの意味と二進法、十進法についてなどが興味深かった。数学者が数式に美を見出しているところを見ると、美術とのつながりに納得がいく。2014/05/30
wang
0
数の数え方、ゼロ、位取り、二進数、モールス符号、π、フィボナッチ数、黄金数など。数にまつわる人物や思想、歴史など。人物伝など本論と関係ない事が長いし、同じ内容が何度も繰り返し出て来て飽きてしまった。モールス符号は他と違った内容で興味深く読んだ。2014/05/02
ide
0
古代から最近のデジタルまで幅広い。前半の古代史は退屈したが、中世の数学者の熱意はすごい。オイラー、ベルヌーイ、フェルマー、フィボナッチ、学生時代に習ったことの偉大さを垣間見た。2013/11/30