角川選書<br> 「捨て子」たちの民俗学―小泉八雲と柳田國男

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角川選書
「捨て子」たちの民俗学―小泉八雲と柳田國男

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047033986
  • NDC分類 380.1

内容説明

柳田國男が幼い頃、妄想した虚構の母。小泉八雲が拘泥したジプシーの血筋。彼らは何故、仮構の人生を夢見ずにはおれなかったのか。民俗学者たちを呪縛する不可解な「捨て子」意識を手がかりに「民俗学の起源」を明らかにする。

目次

第1章 民俗学とファミリーロマンス
第2章 民俗学のダーウィニズム的背景
第3章 ナショナリズムと無意識
第4章 探偵と民俗学
第5章 偽ハーンの来歴否認
第6章 捨て子のための民俗学

著者紹介

大塚英志[オオツカエイジ]
1958年生まれ。筑波大学人文学類卒業。日本民俗学専攻。まんが原作者、評論家、編集者、神戸芸術工科大学先端芸術学部教授。『戦後まんがの表現空間』で第十六回サントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

母方のジプシーの血筋にこだわり続けた「怪談」の作者小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と母子心中の社会政策的解決を提起した「民俗学の父」柳田國男。「捨て子」意識という新しい視点から捉え直した民俗学起源論。「捨て子」意識を持ち続けた二人の民俗学者が最後にたどり着いた世界とは。