角川選書
12の現代俳人論〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047033856
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0395

内容説明

現代俳句を語るのに欠かせない12人の俳人たち。その12人の作品をはじめ、生涯や交友関係にも光をあてた本格的俳人論。下巻では佐藤鬼房論、水原秋桜子論、橋本多佳子論、山口青邨論、石原八束論、攝津幸彦論を収録。俳壇の次代を担う12俳人が全力を傾けて執筆した総合誌『俳句』の人気連載、待望の選書化。

目次

第7章 佐藤鬼房論―華麗なマゾヒズム
第8章 水原秋桜子論―変容する秋桜子・変わらぬ秋桜子
第9章 橋本多佳子論―戦い続けて
第10章 山口青邨論―書斎の自由人
第11章 石原八束論―仮幻の人
第12章 攝津幸彦論―ザ・ビギニング・アンド・ジ・エンド

著者等紹介

正木ゆう子[マサキユウコ]
昭和27年、熊本県生まれ。「紫薇」。読売俳壇選者

筑紫磐井[ツクシバンセイ]
昭和25年、東京都生まれ。同人誌「豈」発行人

片山由美子[カタヤマユミコ]
昭和27年、千葉県生まれ。「狩」

大屋達治[オオヤタツハル]
昭和27年、兵庫県生まれ。「天為」「豈」

仙田洋子[センダヨウコ]
昭和37年、東京都生まれ。「秋」「天為」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yumiha

12
中堅(60歳前後?)の俳人が、俳壇に名を遺した先達を評する。エピソードにからめて句を紹介されているので、ほほ~っ、そんな背景があったんかいなぁと、これまで読み過ごしてしまっていた句にまで引き留められる。他の11人の論者は、その俳人だけについて述べられているが、筑紫磐井の評論は、ちょっと違う。水原秋櫻子のみならず、『馬酔木』に関わった俳人の句にも触れ、現代俳句の流れの中で『馬酔木』をとらえ直していた。2015/05/27

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