角川選書
異界と日本人―絵物語の想像力

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047033566
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0339

内容説明

古来、日本人は未知のものに対する恐れを、異界の物語に託してきた。日常の向こう側に広がる異界では、陰陽師が悪霊と戦い、狐が美女に姿を変え、時間の流れが歪む。酒呑童子伝説、浦嶋伝説、七夕伝説、義経の「虎の巻」など、あまたある異界の物語を絵巻から読み解き、日本人の隠された精神生活にせまる。妖怪研究の第一人者が贈る画期的異界論。

目次

異界をめぐる想像力
反魂の秘術―『長谷雄草紙絵巻』
源頼光と酒呑童子―『大江山絵詞』
妖狐の陰謀―『玉藻前草紙絵巻』
龍宮からの贈り物―『俵藤太絵巻』
龍宮の逆説―『浦嶋明神縁起絵巻』
天界への通路―『天稚彦草子絵巻』
義経の「虎の巻」―『御曹子島渡』
天狗と護法童子―『是害房絵詞』
狐の「浄土」と異類婚姻―『狐草紙絵巻』
百鬼夜行のパレード―『付喪神絵巻』
幽霊の近世―『死霊解脱物語聞書』
異世界観の変容と妖怪文化の娯楽化

著者等紹介

小松和彦[コマツカズヒコ]
1947年、東京都生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。信州大学助教授、大阪大学教授を経て、現在、国際日本文化研究センター教授
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