角川選書<br> 怨念の日本文化 〈幽霊篇〉

角川選書
怨念の日本文化 〈幽霊篇〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047032613
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0339

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

1
万葉集から安部公房まで、日本文学の中で描かれている"幽霊"の系譜を辿る。「竹取物語」ではかぐや姫に死の世界からの使者の姿を見、「源氏物語」には跋扈する六条御息所の怨霊の霊威を綴り、「仮名草子」では墓場で踊って歌う骸骨達を紹介。日本の古典文学には常に霊の存在があり、それは日本の人々の価値観の反映でもあった、という。「雨月物語」にある、関白秀次一族の霊が大群で出現して、山中を「くつ音高く」練り歩き、自分達を陥れたという三成に「復讐してやる!」と叫んだ、という話が日本の幽霊らしからぬアクティブさで珍しい。2011/10/11

林 一歩

0
面白いんですよ。ただ筆者に客観性が無いので少し鬱陶しい。もう少し文章鍛錬が必要って、国文学者に言う台詞ではないけれど。(苦笑)2011/09/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2258710
  • ご注意事項

最近チェックした商品