内容説明
360度の視野がひろがる草原で、家畜とともに生きるくらし。家畜という動物とかかわりながら、生活の基盤を確立している世界、それがモンゴルである。文化の壁をこえて遠くからやってくれば、伝統的な歌をうたい、ゆたかな乳製品やとりどりの肉料理でもてなす。心の病いをいやすための踊りがあり、馬乳酒による療法がまもられている。そんなモンゴルのおいしさを幅広くとらえ、いっぱいに伝える。
目次
第1部 もてなしのわざ(食のもてなし;歌のもてなし)
第2部 おいしさのわざ(白いごちそう;赤いごちそう)
第3部 癒しのわざ(歌って癒す;飲んで癒す)