角川叢書<br> 長崎出島オランダ異国事情

角川叢書
長崎出島オランダ異国事情

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784047021280
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0321

内容説明

江戸幕府が公認した交易地のひとつ、長崎の出島。かつてオランダ人たちは、自由を奪われた「監獄」だと出島生活を嘆いたという。いま日蘭交流四百年を記念して出島を完全に復原する事業が進められている。この建造物の復原検討によって、従来不明であった生活の実態が建造物と結び付いて鮮明に見えてきた。オランダ商人の生活や出島に出入りした役人・町人・遊女の姿から江戸と長崎を結ぶ長崎街道と定宿まで、出島が江戸時代にもっていた役割や意義を、建造物という新たな視点から解き明かす。

目次

序章 再現されつつある出島
第1章 商館時代の出島
第2章 交易拠点としての出島
第3章 出島の生活
第4章 出島の出来事
第5章 出島とその建物
第6章 出島を訪れた人々
第7章 商館長の江戸参府
第8章 出島の模型と大工道具

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukision

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ナポレオン戦争で本国が消えた間もオランダ国旗を出島で揚げ続けたオランダ商館長ドゥーフに興味を持ち,読んだ本。当時のオランダ人商館員や出島を訪れた日本人が残した記録がふんだんに使われ,当時のオランダ人の生活や江戸時代の日本の暮らしも,日記などから生き生きと伝わってくる。出島の知識があまりなくても楽しめる一冊。2017/08/04

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