角川mini文庫<br> 堕落論

角川mini文庫
堕落論

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  • サイズ B7判/ページ数 126p/高さ 12cm
  • 商品コード 9784047001619
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。

内容説明

人間の「真実の姿」とは何なのか。人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。生きよ墜ちよ、それ以外に人間を救う道はない。終戦直後、混迷期の日本人に衝撃を与えた「堕落論」が、いまふたたび未来を指し示す大きな力をもってあらわれる。道徳や世相にとらわれない、人間の真実の姿とは何なのか―人間の魂の孤独を残酷なまでにひややかにみつめた、坂口安吾の代表作。

目次

堕落論
続堕落論
日本文化私観
恋愛論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

国士舘大学そっくりおじさん・寺

11
平成9年に角川書店が出した、カバー無し、縦11cm横9cmの小さな文庫本。中身は『堕落論』『続堕落論』『日本文化私観』『恋愛論』の4編。どれも再読だが、初めて読んだ時から思うが、堕落論より続堕落論の方が面白いと思う。日本文化私観は面白いが少し長い。途中の安吾の体験談は不要な気がする。しかし知的ライブ感というかアドリブ感がすごい。安吾と太宰はそれの両巨頭だと思う。内容は基本的に健康。2012/10/11

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