出版社内容情報
前作のコミックエッセイ「20代、親を看取る。」にて余命わずかと告知された母親を自宅介護することを選び、父親と二人三脚で看取るまでの日々を描いたキクチさん。
その後、実家で独居している70代の父親を案じながら過ごしていたが、安寧の日々はそう長くは続かず、約2年後に今度は父親が倒れてしまう。
救急搬送されたものの原因は不明、とりあえずICUに即入院することが決まり、作者は急遽さまざまな対応に追われることとなる。
母親を看取った時は父親と力を合わせて何とか乗り越えられたが、一人っ子できょうだいがいない作者にはもう頼れる家族もいない。
治療方針に関する同意書や延命措置に関する意思確認など、父親の命を左右する重要な決断をすべて一人で背負うことになった上に
せん妄によって意識が混濁している父親が心ない言葉を浴びせてくることもあり、心が折れそうになる瞬間も……。
近年、高齢出産の割合が増加傾向にある中で、生まれてきた子どもが若い内に親の介護をすることになる危険性を指摘する声もある。
本書の作者はまさにその当事者であり、「父が全裸で倒れてた。」では働き盛りの時期に直面した親の介護や保険・看取り・終活などについて描かれている。
“高齢出産による一人っ子”は、本当に可哀想なのか?リアルな体験談をコミックエッセイでお届け!
WEBサイト「ウォーカープラス」連載時に掲載された28話に書き下ろし5話を加えた、全33話を収録。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えつ
11
コミックエッセイだと思わずに、図書館でタイトルに惹かれて予約していた作品。とてもリアルで、でもちょっと面白くて…なんて言っていいのか分からないけど、お父さんがちょっとチャーミングだなって思った。あと、旦那さんがとても良い人だなって。わたしの夫は、同じ立場になってもお家のお掃除なんてしてくれないと思う。わたしもひとりっ子だから、そのうち親の介護とかあるんだろうな…と考えさせられる内容でした。2026/03/28
てつろう
6
医療、介護の漫画。父が倒れて病院に入院。オムツの購入して渡したり、医療保険の手続きや各種お金の心配などをリアルに漫画で書いてある。同じような1人親の対応などに役立つ本。文章だけの教科書ぽい本とは一味違う親密さがある。2026/06/03
ともぞー
3
タイトルを見たとき、どんなギャグマンガなのかと思ってちょっと期待すらしていたが、実際は結構まじめなコミックエッセイだった。それにしても、高齢の親の一人暮らしは心配だし、入院となるとそれはそれは大変だし、せん妄なんか起こされた日にはもう自棄になってしまうだろう。でも身近な問題なんだよね。このお父さんは奇跡のように復活して本当に良かった。作者はそのちょっと前に母親を亡くしているらしい。その顛末も本になってるそうだから、今度はそちらも読んでみたい。2026/07/08
ぷりたかま
2
★★★★2026/07/18
nori
1
ネットで前に読んでいたが本を見つけて再読。 まず絵が好きです。 病院とか介護とか自分の母のことを思い出してしみじみしてしまいました。2026/06/28
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