シリーズ立ち行かないわたしたち<br> その叫びは聞こえていたのに 消えた母子をめぐる物語

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シリーズ立ち行かないわたしたち
その叫びは聞こえていたのに 消えた母子をめぐる物語

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784046854063
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「こんにちは、民生委員の赤ちゃん訪問です」。ドアを開けてくれたアカネと初めて会った時、カヨコは息が止まりそうになった。幼少期の友達のナルミとあまりにも似ていたから。ナルミとその母親はある日突然いなくなった。家の家財道具はそのまま、学校にはピアニカも絵の具も置いたまま、二人だけがひっそりといなくなった。大人になったカヨコが赤ちゃん訪問で出会ったアカネは、十代の若いお母さんで親戚も友達もいない土地で初めての子育てに苦労しているように見えた。ナルミとアカネの境遇が似ていると感じたカヨコは、どうしても他人事とは思えずアカネの手助けをしたいと思うのだが……。かつて自分の前から忽然と消えたナルミの心の声を自分は聞いていただろうか。大人になった自分は、ナルミの生き写しであるかのようなアカネに手を差し伸べることができるだろうか。無縁社会に落ちてしまった母と子供を葛藤しながら見つめる渾身のセミフィクションコミックエッセイ。


【目次】

プロローグ
第1話 赤ちゃん訪問
第2話 18歳のお母さん
第3話 力になりたい
第4話 私が住んでいた街
第5話 約束
第6話 ナルミちゃんの「パパ」
第7話 子育て広場と友達
第8話 子供を預かってもらえませんか
第9話 人との距離感
第10話 2人だけの秘密
第11話 ほんとのお父さん
第12話 噂
第13話 支援につなげたい
第14話 児相
第15話 救いたかったのは
第16話 再会
第17話 優しかった先生の記憶
第18話 生きづらい子
第19話 どんな親でも
第20話 あの日の後悔
第21話 兆し
第22話 ナルミちゃんの体
第23話 また明日
第24話 どこ行ってしもたん
第25話 なかったことのように
第26話 家族のつながりがなくても
第27話 消えたアカネちゃん
第28話 救われた気持ち
第29話 先生の孤独
第30話 その小さな叫びを
あとがき 

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

高宮朱雀

15
ウェブ内に流れる書籍の広告で知った作品。 孤独な環境や思いの中で育児に奮闘するシングルファーザーも少なからずいる昨今でも、やはりシングル“マザー”に向けられる冷たい目や悪意ある決め付け、指摘が多いように感じられる。母親なんだからと押し付けられる責任や価値観は最たるものだろう。 少しずつ情報が聞かれるようになった発達障害を生まれ付き抱える人も最近は多いと思うが、周囲の子供と自分の子供が違う事で親もまた変な劣等感を持ってしまい、家族や兄弟姉妹の関係性に無意識に優劣を付けたり、亀裂が入ったりしている気がする。2026/05/31

ジャスミン

4
民生委員として地域の児童福祉にかかわる筆者によるセミフィクション。巻末にきっかけになったという「育てられない母親」の著者、石井光太氏の解説あり。2026/05/05

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