出版社内容情報
クラス丸ごと異世界召喚に巻き込まれた主人公・龍一は有用なチート能力を持っていなかったため城から追放されてしまう。
冒険者として堅実に淡々と日々を過ごしていたある日、久々に女神の声が脳内に響き渡る――全ての転移者のチート能力を取り上げると……。
チートに頼ることなく努力の結果身に付けたスキルだけで生き抜いてきた龍一にとって、それは別に困りもしないこと。意に介さず冒険者暮らしを続けていたのだが、一緒に召喚され、その美貌と有用なチート能力により城に残っているはずの幼馴染・トワが奴隷として売られているのを目にしてしまい、貯えの全てを吐き出しトワの身を引き受ける。
二人で暮らす家を買うため共にダンジョンに潜ったり、暮らしを彩るためのショッピングを一緒に楽しんだり、ダンジョン産の食材を使用したトワの手料理に舌鼓を打ったり……と一緒にいられなかった日々を取り戻すかのような時間を積み重ねるなか、トワの龍一へ向ける溺愛は天井知らずに大きくなる。そして、龍一もトワのために凡人ながら努力を積み上げてきた努力の原点を思い出し――。
【目次】
内容説明
異世界に召喚された龍一。与えられたチートに頼らず努力で身に付けたスキルで冒険者として生計を立てていると、久々に女神の声が頭に響く―全ての異世界人のチート能力を取り上げると…。世界は騒然とするが龍一は意に介さず過ごす―白銀髪の幼馴染・トワが街中で売られているのを見るまでは。貯えを全て吐き出し身を引き受けるとトワはいつものポワポワ笑顔で言う―「リュー君が私のご主人様なんだ。うれしいな!」同棲資金のため共にダンジョンに潜り、暮らしを彩る買い物に一緒に出かけ、ダンジョン産食材を用いたトワの手料理に舌鼓を打ち…と二人の時間を取り戻すかのような日々を過ごす。トワが龍一へ向ける溺愛は天井知らずに大きくなり、龍一もトワのために努力を積み上げてきた原点を思い出し―。
著者等紹介
レオナールD[レオナールディー]
静岡県出身のライトノベル作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



