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出版社内容情報
高校――そんな限られた狭い場所にいるだけでは見えないものがたくさんあるのだと。
自分の人生をより良いものにするために。
二人の関係をより良いものにするために。
沙季は、ある決断をくだす――。
卒業旅行、テーマパーク、お笑い、水族館、大学生活開始、インターンシップ、子づくりの相談。
自立の時を迎える“兄妹”が距離を越えた証を求め合う恋愛生活小説、第14弾。
【目次】
内容説明
親友たちとの卒業旅行。趣味も価値観も異なる4人がアイデアを持ち寄ったことで、新しい経験をし、未知の物に触れ、悠太と沙季の見える世界が拡がっていく。旅行や大学生活、プロと呼ばれる大人との会話を経て、二人は思い知る。日本の渋谷。通っていた高校―そんな限られた狭い場所にいるだけでは見えないものがたくさんあるのだと。自分の人生をより良いものにするために。二人の関係をより良いものにするために。沙季は、ある決断をくだす―。卒業旅行、テーマパーク、お笑い、水族館、大学生活開始、インターンシップ、子づくりの相談。自立の時を迎える“兄妹”が距離を越えた証を求め合う恋愛生活小説、第14弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
無事第一志望の大学に合格した悠太と沙季。同じく国立の最難関大学に合格した丸や奈良坂とともに大阪に卒業旅行に出かける第14弾。卒業旅行で満喫した大阪城やテーマパーク、お笑い、水族館。新たに始まったそれぞれの大学生活での新たな出会い、インターンシップに挑戦する沙季。そして母親からの相談。わりと真面目な2人だけに新たな出会いで感じたギャップだったり、生活リズムの変化もあったり、環境が変わっていくことに同じような不安を抱えていましたが、そこで改めて価値観をすり合わせることができる2人のことを応援したくなりました。2025/06/24
わたー
22
★★★★★面白かった。高校を卒業したらすぐに大学生活を描くんじゃなくて、卒業旅行を挟みながら、徐々に変化していく、変化せざるを得ない二人の生活習慣を描いていくというのが実にこの作品らしいなと思う。たとえ同じままであるものは何一つないのだとしても、変化に順応して彼ららしい関係をこれからも見せていってほしいなと。ラストのアレは実に抒情的で文学的で私は好きよ。それにしても、これまで散々匂わされていたことが遂に浅村くんにも認知されたが……なんかえらい時間かかったな…らしいっちゃらしいが。2025/07/14
らいおねる
17
卒業旅行で大阪。何度も通ったり行ったことありますが関大前が聖地巡礼になるような場所とは知らなかったです。西中島南方は良く飲みに行ったりしたりするんですが確かに新大阪駅から近いですね。歩く人もいるのかな。これからモラトリアムな時期に二人の関係の進展。まだまだ楽しませてくれそうですね。これからの一番の期待は准教授だったあの人との会話です。2025/08/24
とってぃー
14
兄妹兼恋人から”恋人”になるのいいな〜 卒業旅行&大学生編スタート。丸・奈良坂はでしょうねというところ。2人とも好きだからこれから出番少なくなるの悲しいな。大学生となりライフサイクルが変わる様子は、自分の過去を想起させられて実感がめちゃくちゃ湧きました。他にも母からの言葉とこれからの関係の擦り合わせなど義妹生活らしい進み方をみせられて感慨深いです。ラストはもうちょっと焦らすかと思ったら本巻できたのでびっくりしたけどなんか嬉しい。2025/07/02
椎名
13
高校生活最後の思い出となる四人での卒業旅行、そして大学生活の始まり。すり合わせという同じ思想のもと始まった二人の関係性が、ここにきて直接的な言葉にしないことでのコミュニケーションというところに辿り着いたのは感慨深い。全てを言葉にすることは契約書に書かれている以上に寄り添う気はないという冷たい宣言にも等しい、と作中に書かれていたのは非常に印象深く、自分含め少なからずすり合わせに正しさや共感を抱いて読んでいた読者は咀嚼すべき言葉でもあると思う。2025/06/27




