ＭＦＣ 転生勇者の三軒隣んちの俺 〈１〉

天栗めし子/＠ａｏｚｏｒａ

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 164p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046848314
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

肉がめったに手に入らない辺境の村で、美味しいお肉を毎日食べたいので奮闘します！
主人公たる転生勇者…ではなくて、その三軒隣んちの少年・ケビンくん。村の食糧事情改善を図り、村を潤していきます。
「じゃないほう」に生まれてもまったく気にしない少年の村暮らし。
美味しいお肉が食べたいからがんばる！…ケビンくんは今日も魔物育成や村開拓に励むのでした。






【目次】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みやしん]

面白い面白くない以前に構成が難しい。転生勇者のご近所さんというポジションは悪くないが、全く成長しない勇者と実はこっちも転生者らしい主人公の位置づけに、うんそれで？以上のものがない。「肉が食いたい」という欲求のためミミズ養殖に独学で挑むのはいいんだけど、やる事成す事上手く行き過ぎていて折角の試行錯誤を「これ誰も今まで気付かなかったのかなあ？」という疑問で台無しにしてしまっている。表紙のウサギ(アルミラージ含む)や可愛い仕草のミミズを目的のため容赦なく処分する生殺与奪の非情さは潔い。

2025/07/26