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出版社内容情報
魔法使いという特別な立場の僕たち。しかし、それ以前に学生である。
目前に迫る学園祭。
なぜか、僕とナギさんは実行委員会として働くことになるが、爆破予告に委員長への告白の協力、炎上騒動や、軽音楽部のトラブル……とてんやわんやな状態だった。
どこか浮ついた、それだけでない、異様な学生たちの熱狂には危うさが付きまとい――。
そんな中、ミコさんから学校に潜む「魔法売り」を探し出してほしいという仕事の依頼を受ける。
それは特別な魔法を無秩序にばらまいているという。
……魔法はなくなるべきだというのに。
学生たちの熱と魔法が複雑に絡み合う、現代を生きる魔法使いたちのジュブナイルファンタジー第2弾!
内容説明
魔法使いという特別な立場の僕たち。しかし、それ以前に学生である。目前に迫る学園祭。なぜか、僕とナギさんは実行委員会として働くことになるが、爆破予告に委員長への告白の協力、炎上騒動や、軽音楽部のトラブル…とてんやわんやな状態だった。どこか浮ついた、それだけでない、異様な学生たちの熱狂には危うさが付きまとい―。そんな中、ミコさんから学校に潜む「魔法売り」を探し出してほしいという仕事の依頼を受ける。それは特別な魔法を無秩序にばらまいているという。…魔法はなくなるべきだというのに。学生たちの熱と魔法が複雑に絡み合う、現代を生きる魔法使いたちのジュブナイルファンタジー第2弾!MF文庫J第20回新人賞最優秀賞受賞作第2巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
目前に迫る学園祭。なぜか実行委員会として働くことになったシズキとヒバナが、ミコから学校に潜む「魔法売り」捜索の依頼を受ける第2弾。異様な学生たちの熱狂にはどこか危うさも感じる文化祭。爆破予告に、テンション高めな少女からの委員長への告白の協力依頼、炎上騒動や軽音楽部のトラブルもあったりと、てんやわんやな状態の中、描かれるヒバナとの甘酸っぱい青春の一幕。魔法を無秩序にばらまく魔法売りを巡るほろ苦い結末は何ともやるせなくて、複雑な想いを抱えてしまうシズキに、寄り添ってくれるヒバナの存在がいてくれて良かったです。2025/03/25
水無月冬弥
4
ダークな世界設定と文化祭という陽の展開が絶妙にマッチングしてしまった2巻でした。ある意味予想通りの展開でしたが、救いがなさすぎますね。この事件でできてしまった主人公の心の傷がどうなるか気になるのですが、打ち切りとは……2025/05/12
みやしん
3
決定的な手段を取らざるを得なかった主人公の苦悩と孤独など面白かっただけに残念。進行上仕方ないとは言え、エピローグまでヒロインが空気だったのもよろしくなかった。2025/06/03
史
2
(最優秀作品を軽々打ち切りにするのは如何なものかな……。)陽の学園祭に蔓延る陰と闇。2025/06/16
細川 カヲル
1
前回を彷彿とさせる暗く落ち着いた退廃的雰囲気、でも舞台が学校の文化祭ということで明るさが混じり合った、ダークな魔法のような不可思議な空気に仕上がってる。一元では断言できないなと思った矢先の伏線回収ゥ! ちょっと油断してたせいで完全に後ろから殴られた気分だったんですけどぉ! ちょっと作風もあってかショック度が相対的に大きかった。最近読んだ中でもトップレベルだったかもしれん。 暗いだけではなくて魔法の使い方は見ててクスッとなったりと楽しかった。使い方もだけど詠唱もカッコいいんだよな。2025/04/26
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