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出版社内容情報
【運命のゲーム】それは人生を賭けて運命を勝ち取る劇場型リアリティショー。
傷一つない人生も、超のつく億万長者も、このゲームに勝利すればぜ~んぶ思いのまま。すごいでしょ。
わたし、獄木七笑はそんな舞台のゲームマスター(ま、バイトだけどね) 。
学校終わったら週5で地下劇場に向かって、運命変えたいヤバい女の子たちと真剣勝負。
実際だいぶ変なバイトしてるな~って自分でも思う。
でも、わたしの作るゲームにはけっこう自信あるし。
何より常識をぶち破ってくれる最高のプレイヤーに出会いたいんだ。
だから今夜も配信アシスタントの纐纈まりあと一緒に、挑戦者を舞台に迎えてこう言うの。
「──さあ、運命が始まるよ」
内容説明
“運命のゲーム”それは人生を賭けて運命を勝ち取る劇場型リアリティショー。傷一つない人生も、超のつく億万長者も、このゲームに勝利すればぜ~んぶ思いのまま。すごいでしょ。わたし、獄木七笑はそんな舞台のゲームマスター(ま、バイトだけどね)。学校終わったら週5で地下劇場に向かって、運命変えたいヤバい女の子たちと真剣勝負。実際だいぶ変なバイトしてるな~って自分でも思う。でも、わたしの作るゲームにはけっこう自信あるし。何より常識をぶち破ってくれる最高のプレイヤーに出会いたいんだ。だから今夜も配信アシスタントの纐纈まりあと一緒に、挑戦者を舞台に迎えてこう言うの。「―さあ、運命が始まるよ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
40
立ち読みにて読了。配信されたゲームマスターのゲームに勝てば望む願いに世界は改変される。そんなゲームに挑む少女達の行く末は?ゲームというよりゲームに挑む少女達の願いと移り変わりに重点を置く話。最初の話の決着、あれで正解だわ・・・。とは思いつつ、ゲームに挑んだ少女達にしんみりしたり、これってとなるけど、なえちゃんやまりあの「舞台」や「主演女優」に対する考えや互いへのエゴや想いがやばめになってからの終盤の展開のひっくり返しにはただだだ、呆然。熱くて、重い。思わず一気読み。2025/03/26
よっち
20
夜は人生を賭けて運命を勝ち取る劇場型【運命のゲーム】のGMを務める女子高生・獄木七笑。バイトのまりあと一緒に挑戦者を迎える物語。自分の主演女優を探すことも兼ねて、週5で地下劇場に向かい、退学した結果を変えたい黒マスクちゃん、将棋の才能を望む銀獅子ちゃん、恋を叶えたいマリーゴールドちゃんといった運命変えたいヤバい女の子たちと真剣勝負をする七笑。どこか掴みどころのないアシスタントのまりあに振り回される関係に加えて、幕切れにもインパクトがあるゲームの中で、彼女たちに本当に大切なものを問う展開は面白かったですね。2025/03/25
真白優樹
10
GMの繰り出すゲームにクリアすればどんな運命でも変えられる劇場型リアリティショーに、GM側のバイトとして二人の少女が参加し始まる物語。―――変えたい運命、その裏に潜むは変えたいと願う少女の思い。 参加者それぞれの思惑が巡るゲームをマスター側として迎える中、相棒に対する少女の思いが光る巻であり、大切なものを問いかける、ずしっと来る面白さがある物語である。未だ相棒の運命を書き換える手立ては見つからず、それでも未来に希望を持って。果たして見果てぬ先、その運命は変わるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/03/25
冬野
9
初読み作者さん。『死亡遊戯で飯を食う。』以降人生を賭けたゲーム(ショー)の配信を描いた作品増えたけどジャンル名が分からない。作品のリアリティラインはどこなのかと当初戸惑ったが、舞台の上=ファンタジー世界と捉えればそれなりに飲み込めた。台本が何物なのかとかオーナーの正体とかゲームそのものについてとか掘り下げがないので「考えるな、感じろ」ということか。あとがきを読んだらショーではなく女子二人が主体と分かったが、ゲームの内容にももう少し魅力があると良かった。七笑の舞台に懸ける情熱と終盤の仕掛けは好き。星:4/52025/06/04
はじめまこと
4
何がしたいのかよく分からん 運営側のお仕事ものとして読むにもクリエイターものとして読むにも「作品内」における2人の絡みが薄すぎて百合として読むにはどうにも首を傾げざるをえない 終わり方が割と良かったので評価としてはそれなりに良いけども あとこれは個人の好みだが、挑戦者が負けるゲームばかり出してくるのが気に食わない 主催側として自我を出すなら勝ちを見せるべきだろ2025/05/13