出版社内容情報
ついに復活した平将門と俵藤太が刃を交え、瀧夜叉姫は賀茂保憲、蘆屋道満と対峙する。二十年前からの続く因縁が結実し、安倍晴明も式神たちを率いて総力戦で挑む…!! 平安京を舞台にした決戦が始まる…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
8
平将門復活。晴明もその手管を存分に発揮してのスペクタクルが展開するが、最終決戦は持ち越しに。老いてなお鬼の将門に互する勢いの藤太がカッコいいが、はて決着は誰がつけることになるのか。2025/03/04
金目
7
今回は超異次元平安アメフト回(ボールはラスボスの首)。陰陽師の呪文に関する考察から、「丁寧語で脅迫してくるイメージ」ってのは膝を打った。急急如律令ってそういう意味だもんな。可愛いだけのヒロインやマスコットは要らないって昔言ってたけど、博雅もなかなかよく動く。荒事経験ないと、あの肘は入れられんだろう。そして相変わらず俵藤太が強い。格好いい2025/03/10
和沙
4
クッッソおもしろぉい~~~~!!いよいよ本格的なアクションシーンが始まり、事態も大きく動き始めました。そして事件の謎解きも……伊藤先生の画力が、物語を加速させてますねぇ!2025/03/05
おりひら
3
将門の首を巡っての攻防が面白い!晴明だけでなく博雅まで伊藤作品らしい活躍を見せる。道満の天邪鬼プリに苦笑いだ。将門がついに復活してしまったが、どうなるのか?2025/03/08
EOL_st
3
相変わらず絵の力が強い。アクションシーンでは複数人の乱闘なのに混乱せずに読めるし、陰陽師たちの詠唱も説得力がある。まあ、ロケットパンチは笑ったけど。2025/03/04