ＭＦブックス 精霊つきの宝石商〈１〉―特別なエメラルド

藤崎 珠里【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 308p／高さ 18cm
• 商品コード 9784046840202
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

あなたにお似合いの宝石をお探しします！
20代にして過労死してしまった会社員のエマは、５歳の姿に若返り、異世界で目が覚める。見知らぬ街の中で見かけたのは、美しい店構えの宝石店。前世で宝石への強い憧れがあったエマがショーウィンドウを眺めていると、女性店員に声をかけられた。店員クロエは、宝石に興味津々のエマに身寄りがないことを知ると、彼女の親代わりとなることを決意する。
――月日が経ち、ジュエリーショップの２号店を任されるまでに成長したエマ。
そしてある日、金髪碧眼の美形伯爵フェリシアンが来店する。彼は、傷も不純物もないノンオイル（無処理の）エメラルドという、ほとんど入手することができない宝石を求めていて……!?
これは精霊に愛された転生宝石商が紡ぐ美しい宝石たちの物語。

内容説明

あなたにお似合いの宝石をお探しします！２０代にして過労死してしまった会社員のエマは、５歳の姿に若返り、異世界で目が覚める。見知らぬ街の中で見かけたのは、美しい店構えの宝石店。前世で宝石への強い憧れがあったエマがショーウィンドウを眺めていると、女性店員に声をかけられた。店員クロエは、宝石に興味津々のエマに身寄りがないことを知ると、彼女の親代わりとなることを決意する。―月日が経ち、ジュエリーショップの２号店を任されるまでに成長したエマ。そしてある日、金髪碧眼の美形伯爵フェリシアンが来店する。彼は、傷も不純物もないノンオイル（無処理の）エメラルドという、ほとんど入手することができない宝石を求めていて…！？これは精霊に愛された転生宝石商が紡ぐ美しい宝石たちの物語。

著者等紹介

藤崎珠里［フジサキシュリ］
２０１１年よりｗｅｂ上で執筆活動を開始し、２０２２年『５分で読書　全力の「好き」をキミにあげる』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

20代にして過労死した会社員エマ。5歳の姿に若返り異世界で目が覚めた彼女が、精霊に愛された宝石商となってゆく美しい宝石たちの物語。見知らぬ街の中で見かけた宝石商の夫婦に見出されてその子どもとなり、妹も交えた温かな家庭に恵まれて成長し、宝石店の2号店も任されるまでになったエマ。時には周囲の人々の恋愛模様も絡めながら、彼女のお店を訪れるお客様とのやりとりの中から、本当に求めているものを見出して、その要望に応える宝石を用意してゆくエピソードも良かったですけど、自覚に乏しい彼女を巡る人間模様にも期待したいですね。

2024/12/03

[尚侍]

ものすごく面白かった。こういう落ち着いた作風の作品が好きなので、非常に楽しく読むことができました。ある意味あたしtueeeeができる主人公ではあるものの、宝石商としての職分を超えない範囲でその能力を使うので、いい意味で話がコンパクトにまとまっているのが実によかったです。主人公だけでなく作者自身が本当に宝石が好きだということもうかがえましたし、今後もあまり話の幅を広げすぎずタイトルの範囲内でエピソードが進んでくれるといいですね。これは続きが楽しみです。

2024/12/01

[むさ]

表紙の印象通り落ち着いた心持ちで楽しく読めた。 長く読み続けていたいタイプの作品なのでたくさん続いてくれるといいな。

2025/01/26