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出版社内容情報
桜井のりお先生全面監修による『僕ヤバ』公式小説がMF文庫Jから登場! 市川&山田をはじめ、同級生たち、山田パパ・ママといった面々の知られざるエピソードを収録! 『僕ヤバ』ファン必読の一冊!
内容説明
親友の萌子が見てきた山田と京太郎の関係。そして、そんな萌子が抱く恋愛や受験に対する想いとは―「関根萌子は一歩踏み出す」。小学生の頃にもらったレアカードがなんと十万円に!?カードショップに向かう京太郎は山田と出会い―「僕はカードゲームがしたい」。京太郎&山田とのダブルデートを経て、神崎と原さんの距離は縮まった?二人で過ごす夏休みの出来事―「神崎健太は触ってみる」。京太郎が山田家を訪れたある日。団欒のなかで、ほろ酔いの山田ママが初めて語るパパとの交際秘話―「山田ママは告白させたい」。以上四編を収録。そしてラスト、物語は十年後へ…向かうのか?
著者等紹介
桜井のりお[サクライノリオ]
漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
leo18
10
アニメから入ってコミックも読破済み。あとがきで書いている、原作の今を描くというのとサブキャラを描きつつも山田と市川を出すという2つのコンセプトがはまっていた。原作読者向けではあるけど、原作好きなら絶対損のないノベライズかと。2024/10/04
たまご
10
大人気漫画のノベライズ。過去に漫画の特装版で小説を書かれた望公太先生が著者という事もあり、解像度は高かった。特に山田パパ&ママの漫画では描かれていない、二人の馴れ初めには笑わせてもらいました。惚れさせてたと思い込んでるママが可愛い。下着事件で嫉妬するパパも可愛かった。ほんと良い両親です。ラストの市川&山田の未来の物語は現実になるのでしょうか?誰もが気になる二人の未来に触れられます。著者の僕ヤバ愛がしっかり感じられ、原作を無視した無茶な展開はありせん。僕ヤバの漫画が好きなら間違いなくおすすめです。2024/09/26
椎名
8
一度特典という形で小説を担当していた望公太先生によるノベライズ。個人的に好きな作品×好きな作家という嬉しすぎるコラボで、あとがきからも原作愛とリスペクトを感じられて非常に良かった。でもこれ絶対山田夫妻を一番楽しく書いてますよね?というのも含めて良い。改めて読んでみると、ものすごく望公太先生の好きそうな関係性やキャラクターたちでなんだか笑ってしまった。2024/09/29
文太
6
漫画『僕の心のヤバいやつ』のノベライズ本。作者自身が大ファンと言っているだけあって、キャラや物語に違和感なく、随所にリスペクトを感じる。山田夫妻の馴れ初めや萌子の深堀などファンにとって嬉しく、楽しめる内容。漫画でもそうだが京太郎って周りの人に恵まれていると思う。2025/01/10
さとまる
5
これはよい。作者以上に作品を愛しているファンだからこそ書ける物語かもしれない。萌、市川と山田、神崎と原、市川と山田一家、と4つのキャラを深掘りした短編集だが、どのストーリーもそこを掘り下げる?という視点がガチすぎる。特に山田一家が市川を柔らかく受け入れる4章が好き。2024/10/11