出版社内容情報
小説紹介クリエイターけんご厳選!
ミステリー・恋愛・ホラー・SFなど、88冊の多種多様な小説を紹介。
【特別収録】
・東野圭吾さん × けんご メールインタビュー
・凪良ゆうさん × けんご Special 対談
100年以上前に発表された作品から、近年刊行されたばかりの新刊まで。
栄誉ある賞を受賞した作品から、新人作家のデビュー作まで。
思わず涙が溢れてしまう物語から、戦慄が走るほどのホラー作品まで。
動画では紹介していない作品も多数収録。
新しい読書体験で、ぜひ「読書の沼」にお入りください。
あなたにとって、大切な一冊が見つかりますように―。
【目次】
第1章 胸が締めつけられる物語 ―余韻が残る読書体験をしたい方へ―
第2章 背筋が凍る物語 ―恐怖の読書体験をしたい方へ―
第3章 言葉を失う物語 ―衝撃的な読書体験をしたい方へ―
第4章 脳裏に焼きつく物語 ―大切なことを学べる読書体験をしたい方へ―
第5章 魂が揺さぶられる物語 ―やる気がみなぎる読書体験をしたい方へ―
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
98
読書系YouTuberがバズらせた本紹介を書籍化。ビブリオバトルをすると彼の紹介した動画をまるパクリで持ってくる奴がいたので確認読み。パクリたくなるくらい紹介がうまい、ビブリオバトル向き▽[第1章:胸が締めつけられる物語]恋愛系[第2章:背筋が凍る物語]ホラー、イヤミス[第3章:言葉を失う物語]文章トリック[第4章:脳裏に焼きつく物語]社会派、風刺[第5章:魂が揺さぶられる物語]著者イチオシ▽東野圭吾インタビュー、凪良ゆう対談あり。付箋を使った読み方を紹介されているのがよかった。2024.5刊2024/08/27
nonpono
73
新聞から。SNSフォロワー90万人のけんごさんによる読書案内。「読書沼に引きずり込む88冊」らしい。今をときめく、東野圭吾、凪良ゆうとの対談付き。恋愛からホラー、定番、多様性、ミステリーが満遍なく紹介されて良い構成だと思います。きちんと、あらすじを紹介してくれるので。たまに、あらすじを一切踏まずに個人的な感情に走るわたしの書評とは乖離がありますが 笑。書評というもの、万人受けするものを書くにあたりまして、勉強になりました。今じゃSNSの動画で書評の時代ですか。何気に昔から新聞と週刊文春の書評が好きです。2024/08/25
あつこんぐ
35
図書館本。小3の次男が「この本、読んでみたい」と思うくらいわかりやすい動画を作られているけんごさん。(ちなみにその動画は『ゴリラ裁判の日』でした)この本もとても読みやすかく、読みたい本をメモするのが大変なのでとりあえず目次をコピーしてみました。既読は18冊。目指すは全制覇ですが、どこまで読めるかなぁ。2024/08/04
sayuri
35
小説紹介クリエイターのけんごさんが厳選した88冊の小説が紹介されている。「胸が締めつけられる物語」「背筋が凍る物語」「言葉を失う物語」「脳裏に焼きつく物語」「魂が揺さぶられる物語」の5章で構成されており1小説当たり3ページ程で簡潔に分かりやすく紹介されていた。88冊中、けんごさんとの共読は四分の一ほど。共読本の中で私がおススメしたい作品は『汚れた手をそこで拭かない/芦沢央』『殺したい子/イ・コンニム』『正体/染井為人』の3冊。そして本書を読もうと思ったきっかけの凪良さんとの対談記事がとても興味深かった。 2024/07/15
よっち
35
小説紹介クリエイターけんごがミステリー・恋愛・ホラー・SFなど、88冊の多種多様な小説を紹介した一冊。「胸が締めつけられる物語」「背筋が凍る物語」「言葉を失う物語」「脳裏に焼きつく物語」「魂が揺さぶられる物語」という4つのテーマをもとに、古典作品から最近の新刊、受賞作品から新人作家のデビュー作まで幅広い作品をチョイスした構成になっていて、本を読むきっかけとなった「白夜行」の東野圭吾さんとのメールインタビューや凪良ゆうさんとの対談もあり、読みたい本を探している人向けのブックガイドとしては悪くない印象でした。2024/06/18