出版社内容情報
英語、ドイツ語、エスペラント語、トキポナetc…
多言語を楽しく学び続ける著者による、絶対に「がんばらない」勉強の日々を描いたコミックエッセイ。
楽しく語学学習が続けられるヒントがそこかしこに見つかる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pohcho
55
コミックエッセイ。仕事や資格のためではなく、ただ楽しむために学ぶ趣味の語学。英語、ドイツ語、ジョージア語、タガログ語の他に、人工言語のエスペラントとトキポナを勉強されているそう(トキポナは初めて知った)家事をしながらや隙間時間になど、趣味なんだから気軽にやればいいんだよね。がんばりすぎないのが続けるコツかあ。肩肘はらない感じがよかった。少し前までNHKのラジオ講座聴いてて、最近ちょっとサボっていたんだけどまた聴こうかな。こういうのを読むとやる気がでる。2024/12/23
Karl Heintz Schneider
38
「時間とか決めない、やめたくなったら即やめる、ノッてる時は集中。」語学の学習において著者が大事にしていることは頑張らない。「憶えた単語を忘れても全然OK。だって続けてればまた会える。」この「会える」という表現好きだなあ。友だちとバッタリ再会したみたいな?「アラブに行く予定がなくたってアラビア語を使う予定がなくたっていい。」だってその言語が好きなんだから、学ぶのが楽しいんだから。「語学を通してここではないどこかへゆるく繋がっている感じがするから」単語や表現を通してその国の文化を想う。これぞ語学学習の醍醐味。2024/09/06
kazitu
37
趣味の語学勉強に関する事を日記に綴ったゆるっとしたマンガ。 私は、多言語学習に興味があって、いろいろ手を出しやめていくというスパイラルにはまっているので、この本は目に鱗。勉強するから、駄目になるんだ。(笑)☺2025/04/25
踊る猫
31
これをこそ自然体と呼ぶのではないか。ムリをせず、だが同時に自堕落にもならず。ぼく自身語学に手を染めて幾星霜なのだけど、思い起こせばこの著者が体得している「コツコツ楽しみつつ、同時に等身大の野心を保ち向上する」域にはなかなか達せていない。こうしたマジカルな姿勢はしたがって、いまのぼくにはとても眩しい。ぼく自身、語学を語り実践する際についつい国際人ぶって「日本とは」「世界とは」となりがちなので、その意味でこの著者のスマートさとしなやかさは見習うべきところが多々あると思った。学びの有益なヒントも詰まった美味な本2024/08/31
kamakama
25
最近語学アプリをはじめた。おもしろくておもしろくてついついやり過ぎてしまう。そのうち英語だけでは物足りなくなってきて、もう1言語学び始めた。その時目に入ったのがこの本。学び方の工夫が満載。作者がとても楽しみながら学んでいるもよかった。これでいいんだよね。これからもコツコツ楽しんでいこうと思った。日々の学びを楽しむ作者さんがとても素敵。読むとほのぼの、ほっこりできます。ありがとう。2024/09/28