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出版社内容情報
きょうだいの母・千夜と祟り神ダラさんの20数年に及ぶ絆や
生前のダラさんに何が起きたか、過去が次々明かされていく――。
が!!そんなことは関係なし!
令和を生きるきょうだいは今日もダラさんと遊ぶことが楽しくて仕方ない♪
一方、気遣い屋のダラさんはきょうだいから受け取る数々のお供え物に恩義を感じ、お返しに奔走!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
52
悲惨な過去とコミカルな現代−妹巫女の復讐と善良な彼女の遺した封印…物語は三十木谷兄妹いや姉弟の軽妙不遜な振る舞いのあれこれを散りばめながら、忘れ去られた封印の真実へと迫る?飽きさせない、ダラさんと三十木谷兄妹いや姉弟のボケ・ツッコミ!祟り神はやっぱり、そっとしておいてあげたいが、今後の展開に期待は高まる。2023/12/02
みやしん
22
デリカシーに難ある姉弟は縁のない恋愛ごとには疎かった。パパ登場叶ったけど、きょうだいが兄なのか妹なのか定まっていないぞ。本作は怪異が令和キッズに翻弄されるメインパートの裏で、男が妹巫女の無念を晴らす旅がもう一つの柱であり、呪いカスの蛇の気苦労の絶えない物語である。なんかありそうだった人形はやっぱりなんかしてくれた安心感。2023/12/17
ミナミナミ
16
シリアスとオフザケのバランスが絶妙で、設定も細やか。何度も読みたくなっちゃう。登場人物が関西弁で、曰く「海なし県民」なので、舞台は奈良か、滋賀かで確定しそう。でも、阿倍野❓まで映画観に行ってるぽいので 橿原神宮前のご近所が舞台なのかなぁ❓などと考えたりもする。そういうのを考えるのも楽しい。そういえば桜井に、お山と蛇を祀った神社があったような… ちょっと奈良により過ぎか?2024/07/04
金目
14
行方知れずの右腕とか復活を画策する大蛇の頭とかいろいろ不穏なはずなのに、相変わらず平和で安心する。ダラさんに頼んでビーム打てるようにしてもらうってだけでもわけわからんのに、量産して倒れるまで打つなw おっかさんの過去や趣味も明かされてきてちょっと楽しい。夏休みは四国に遠出だけど、その土地ならではの神様とか出るの良いね。基本は触らぬ神に祟りなしなんだろうけど、知らんうちにヤバいことになってるってのもよくある話なんだろうなぁ2023/11/29
がんもどき
13
息抜きに。ホラー成分やや強めな巻。いくら恨みつらみが薄くなったとはいえ祟り神であるダラさんもこの姉弟にかかっちゃ立場もないなというお話。2023/11/24