ＭＦ文庫Ｊ 神は遊戯（ゲーム）に飢えている。〈７〉

細音 啓【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 328p／高さ 15cm
• 商品コード 9784046826640
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

ケイオスとの極限の読み合いの後に語られた事実から、「神々の遊び」の真実の姿に一歩近づいたフェイたち。そんな彼らに興味を持った世界最強チーム『すべての魂の集いし聖座（マインド・オーヴァー・マター）』の一員である超獣ニーヴェルンが「神々の遊び」を仕掛けてくる。遊戯は村長が殺された架空の村が舞台のマーダーミステリー。ケイオスやミランダらも交えて、チームメイト同士お互い疑心暗鬼となりながらも各々に与えられた役割をこなしていく。だが、そこでフェイが辿り着いたこのゲームのクリア方法には、気まぐれな神・ニーヴェルンの狡猾な企みが込められていた――！

内容説明

ケイオスとの極限の読み合いの後に語られた事実から、「神々の遊び」の真実の姿に一歩近づいたフェイたち。そんな彼らに興味を持った世界最強チーム『すべての魂の集いし聖座』の一員である超獣ニーヴェルンが「神々の遊び」を仕掛けてくる。遊戯は村長が殺された架空の村が舞台のマーダーミステリー。ケイオスやミランダらも交えて、チームメイト同士お互い疑心暗鬼となりながらも各々に与えられた役割をこなしていく。だが、そこでフェイが辿り着いたこのゲームのクリア方法には、気まぐれな神・ニーヴェルンの狡猾な企みが込められていた―！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

極限の読み合いの後に語られた事実から、「神々の遊び」の真実の姿に一歩近づいたフェイたち。そんな彼らに興味を持った超獣ニーヴェルンが「神々の遊び」を仕掛けてくる第七弾。今回の遊戯は村長が殺された架空の村が舞台のマーダーミステリ。ケイオスやミランダらも交えてそれぞれに秘密と目標が与えられて、お互い疑心暗鬼となりながら各々に与えられた役割をこなしていくフェイたち。どうすればゲームクリアとなるのか、参加者の心理を逆手に取った狡猾な企みがあって、まさかの真相は難易度高いな…と苦笑いでしたけど駆け引きを楽しめました。

2023/07/25

[オセロ]

神秘法院本部に赴き、ケイオスの口から世界最強のチーム『すべての魂が集いし聖座』とそのリーダーのヘレネイアの秘密を知ったフェイ達はヘレネイアを心配するチームメイトの超獣・ニーヴェルンからマーダー・ミステリの「神々の遊戯」を持ち掛けられる…。 村長が殺された架空の村で犯人を見つけるのではなく、それぞれが秘密を守るという絶妙なクリア条件に加えて参加者それぞれが所有する能力が事件の真相に矛盾を生じさせているのがこの遊戯を複雑なものにしていて。そんな事件の真相は如何にも「神々の遊戯」というもので大満足でした。

2023/07/25

[真白優樹]

二―ヴェルンの作り上げたマーダーミステリーゲームに引き込まれ、推理ゲームをする事になる今巻。―――謎と鍵が交差する、裏にあるのは悪辣な罠。　一冊まるごとミステリー、ミランダやケイオス達も巻き込まれて挑む巻であり、それぞれに課された役割の中に謎もある、本格的な謎解きが楽しめる巻である。その先の勝利、それはヘレネイアを超えると言う事。つまり本格的に睨まれると言う事。いよいよ動き出すヘレネイア、彼女が仕掛けてくるのはどんな一手か。より面倒なゲームが予想される中、勝ち抜けるのか。 次巻も勿論楽しみである。

2024/06/16

[色素薄い系]

面白かったです。マーダーミステリー自体は知らなかったけど人狼ゲームの派生みたいなやつと認識した。そして今回もパールが可愛い。狙い撃ちされて絶叫してる所とか好き。今回のゲームはどちらかというと人と人だったように思うけど本来なら参加資格を持たないキャラがプレイヤーとして参加する事で今までとは違った要素も楽しめたと思います。この結果によりヘレネイアがこの後どう動いて来るのか次回も楽しみです。

2023/09/02

[すぶご]

今回はそれぞれのキャラクターに与えられた役割があるため、普段の仲間同士とは異なる雰囲気で終始物語が展開されていたのが面白かったです。少ない情報からマーダーミステリーに秘められた謎や神の仕掛けた罠に近づいていくフェイはやっぱりめちゃくちゃカッコよく、神飢えの面白さを改めて感じられた回でした。次の相手はおそらく過去最大の相手になると思われるのでとても楽しみです！

2023/12/21