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出版社内容情報
ある事件を境に、他人に心を閉ざした17歳のおちか。叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せる彼女は、黙々と働くことで日々をやり過ごしていたが、ある日、叔父から客の対応を急遽任されることになり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
28
妹から借りて読了。続きが気になる終わり方でした。2023/07/09
緋莢
18
神田三島町の一角にある袋物屋の三島屋。とある事情で身を寄せるおちかは、ある日急用で出かけてしまった主人夫婦の客をもてなすよう命じられてしまう。気が進まないながらも、その客と顔をあわせるおちかだったが…宮部みゆきの百物語シリーズのコミカライズ。宮本福助は『拝み屋横丁顛末記』などを読んでいたので、馴染みがあります。「曼珠沙華」は、人を殺してしまった兄を持つ人間の話。罪人を身内に持つ苦しみというのは、東野圭吾『手紙』を思いだしました。タイトルにある曼珠沙華が鍵となるんですが(続く2023/08/06
ツキノ
16
2023年6月発行。大好きなシリーズなので書店でみかけて即購入。宮本福助さんの絵、とてもいい。続けて読みたい。これからが楽しみ。2023/07/06
ツキノ
8
(再読4)2巻を発売前に再読。2024/01/09
さとみん
8
原作を削って黒白の間での「語り」に絞ったシンプルな構成がとてもいい。それでも、この1巻では伊兵衛の商売人としてのしたたかさと粋人としての遊び心、蝦蟇仙人の食えないところを見せてくれたのが嬉しい。原作のストックはたくさんあるし、せめて第一期完結までコミカライズが続くといいなあ。2023/06/08