出版社内容情報
東京郊外のとある商店街にたたずむ小さな酒場。第一子の出産を間近に控える主婦のユキエは、大きなお腹で酔客相手に働かされていた。
「マイホーム購入のための資金を貯めたい」という夫サトルの強い希望で、
義実家の経営する居酒屋を手伝うことを条件に、2階の一室に居候をしているのだ。
ただでさえストレスの多い義両親との同居に加え、夜な夜な酔っぱらった常連客の相手をするという地獄。
実家でちやほやされて育った夫の嫌な面も露呈してきた。そんなある日、「さらなる地獄」が突然やってきて―――!?
平凡な一主婦に怒涛のごとく襲い掛かる幸・不幸を力いっぱい描き切るセミフィクションコミックエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さちこ
8
実際こんな事あったら1分たりとも耐えられないと思った。2024/11/12
チェアー
7
いつも、自分で生きていける力と自信を持っておくこと。最低限の経済的な自立をしておくこと。ちゃんと話ができる人を確保しておくこと。間違った倫理観や情報だけを持ち寄ってくる人とは、どんなに親しくても切れる関係にしておくこと。その土台を持ちつつ、他人と健全な頼れる関係を作ること。2024/06/20
ももかおるん
3
ユキエにいろんなことが怒涛のごとく襲い掛かってくる。それでもがんばるユキエはエライ! それに比べて、サトルは最低やな~。2024/09/02
ジョイフル
2
とんでも一家だけどコミカルな作風で暗くならずに読める2024/08/04
シュウヘイ
1
もし自分だったら精神状態が壊れてしまうと思う2025/04/25