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出版社内容情報
人間と妖怪が共存する「鬼姫神社通り商店街」。
食べることが大好きな商店街の守り神・鬼姫は、時々人間に化けて正体を隠し、街に繰り出して食事を楽しんでいる。
悪い妖怪が現れれば華麗に戦い、人間でも妖怪でも困っていれば助けてくれる。
そんなかっこよくてかわいい鬼姫を、商店街の人々は温かく見守っている。
鬼姫のまわりには一番弟子の三毛猫すずや蛇革財布の付喪神の蛇革、イケメンで強いハワイの聖霊のコア・ウッド、昔から商店街に棲むかわいらしい座敷童の宗助など個性豊かな妖怪たちが。さまざまな出来事が起こる商店街で、人間と妖怪がちょっと不思議な日常を送る心温まる物語。
内容説明
鬼姫神社通り商店街は人間と妖怪が暮らす街。悪い妖怪から人々を守るため鬼姫は今日も戦う―。
著者等紹介
ミヤギトオル[ミヤギトオル]
SNSやブログで掌編漫画「物語断片集」を配信。日常の中に非日常が入り混じり、ハッピーでもなくバッドでもないエンドで、奇妙で考えさせられる読後感の作品が人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
32
神に祀られた妖(あやかし)である鬼姫は、地元の生活感あふれる商店街の日常を、人知れず平穏に守っている。現代の若い女性に化けて、時々店に食事にやってくるが、正体がバレていないと思っているのは本人だけ。それを大ごとにしないのは商店街の人々が鬼姫を大切に思っているから。神・人間・妖怪……のこんな共存の姿が、とても微笑ましい。「悪妖退散」といっても決して命を奪わないのがいい。都会の中でもビル街を離れると、こんな雰囲気の街がまだまだあると思う。鬼姫の仲間たちや街の人々のあたたかい関係が、いつまでも続いてほしい。2025/01/24
うなぎ
16
Twitterで知った漫画。神社に祀られている鬼姫さまは時々お賽銭箱からお小遣いをもらって豪徳寺あたりをモデルにした商店街に美味しい物を食べに行き、商店街の人々が妖怪に襲われたら守ってあげるお話。鬼姫さまの一番弟子の食べ歩き仲間の猫ちゃんも蛇皮財布の付喪神もハワイの木の精霊も商店街の皆さんも優しい人ばかり。普段バイオレンスなものを求めてる自分の荒んだメンタルもしみじみ癒してくれる可愛らしい漫画だった。ハワイアンカフェの話が好き。これ読み終わると古き良き商店街で食べ歩きしたくなっちゃうんだよなぁ。2023/09/03
ブラフ
14
鬼姫様のいる商店街、楽しそうやな。周りがみんな分かってて言わないのも良いねぇ。もっと読みたい作品。2023/09/12
bun
8
妖怪とひととが交わる暖かな場所、鬼姫商店街のものがたり。悪霊退散のおはなしなんだけど、それよりなにより、商店街の懐かしさ、あったかさ、懐の深さにやられてしまう。そう、だから守りたくなるんだよね。作者は知人の甥御さんだ。きっと優しいひとなんだろうな。2024/05/09
YS-56
6
不思議と美味。この素敵な商店街、運が良ければ可愛く頑張る鬼姫様を見かけることができるでしょう。2023/09/06