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出版社内容情報
ある嵐の日、土砂崩れで柵が崩壊し
長く立入禁止されていた地に踏みこんだきょうだいは
世にも恐ろしげな怪異と出会・・・
「ワシ、一応祟り神なんじゃが!?この異形をみてなんとも思わんのか!?!?」
ちっとも動じないきょうだいは、むしろ怪異をダラさんと呼び、なついてしまい!?
怖そうで怖くない!シリアスを置きざりにした新時代のホラーコメディ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
66
ホラーなんだよね。日本の民俗的アレな因習がががとか。そういう下敷きを軽く超えてくる令和の子供。恐るべきコメディになってて腹痛い。腹筋に効きます。2025/05/08
sin
48
禁断の山に封じられたは蛟の執念、巫女の怨念、屋跨斑となって祟るモノ…ある日の災害で祠が崩れ、様子を見に行った山守を務める三十木谷家の祖父を気遣った兄妹風の姉弟は、山で山田サンならずも屋跨斑に遭遇するが胆力があるというか、ただの鈍さか?屋跨斑が理知的対応のなせる技か?屋跨斑の封じられし巫女の過去の哀しい出来事を間奏に、まったり普通?に人と怨霊の交流が始まる。あとがきに依ると作者は数年前、脳梗塞で半身不随になり今も右手が不自由だと云うことです。病後に出されたこの作品を応援して行きたいと思います。2023/01/28
しまふくろう
46
なんとなく買い。絵は上手かった。見た目や封印周りが姦姦蛇螺っぽいダラさんが、なかなか不気味なのに親しみやすそうな絶妙さで良い。 物語は祟り神と子供達の交流話。心温まるというより、フランクにボケをかます子供達に祟り神のダラさんがツッコむというおかしな話に噴き出した。あらぬ疑いをかけた相手に「すまんかった」と謝る常識的な祟り神ってなんだよ。終始こんな感じで最後まで笑いながら読んだ。 いやダラさんの凄惨そうな過去話は笑えないんだが。 続きが楽しみ。2022/12/01
しましまこ
19
表紙買い、当たりでした。禍々しきイチオー祟り神とズレまくりの姉弟。酷い過去があるんだけど基本善人(?)のダラさんの翻弄されまくりの日々が楽しいんだよ。2022/11/23
美周郎
16
この作者さんの描く風雨と夜が好き、冒頭のシリアスっぷりを織り交ぜつつのコミカルなシーンもたいへん良い、漫画の醍醐味だなあ。2023/06/01