- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > web発コミックス
- > web発コミックスその他
出版社内容情報
いつも優しくて明るくて、自慢のお母さん。そんな母が48歳で若年性認知症を発症したあの日から、幸せだった毎日は徐々に崩れ始めました。
学校から帰宅すると、徘徊する母を捜して連れ戻したり、うまくできない排泄の後始末をする日々。「僕がやらなきゃ家族が壊れる」と思い必死にこらえるも、自分のことすらわからなくなっている母に怒りと悲しみが湧いてきて…。
11歳にしてヤングケアラーになった著者の衝撃の実体験をつづったレタスクラブWEBで人気の連載が書籍化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
58
病院で少し読んで、あ、これは読みたいな、と思って図書館から借りて続きを読んだ。昔はヤングケアラーなんめ言葉はなくて、ましてや若年性認知症への理解は殆ど無かっただろうから、この家族はどれだけ辛かっただろうと泣きそうになりました。でも、お母さんの治療の為に必死に働いたお父さんはすごいし、この子供さんも大きくなって介護の仕事を選んだなんて、本当に優しい人達だったんだなあ。2023/01/12
たまきら
47
お母さんがかわってしまった…!40代でお母さんが認知症と診断されるなんて、ご家族はどんなに大変だったでしょうか…。お母さんだって本当にかわいそうです。少し前のお話なんでしょうか、ご家族の負担がとにかく多すぎて、これは皆さん疲れ切ってしまっただろうなあ…。お母さんが亡くなった後、彼が心の安らぎを模索する姿に涙ぐんでしまいました。色々な人生があるんだなあ…。2023/01/07
どあら
43
図書館で借りて読了。昔は若年性アルツハイマー病なんて言葉もなかったんだろうから、とても苦労されたと思います。私のおおばあちゃん(没)もおじいちゃん(没)も母も認知症です。私と妹は今からビビってます…💦2023/04/15
ごへいもち
28
美齊津さんのヤングケアラーとしての苦労に涙する思い。やっちゃんよく頑張ったね。この本のデータに「 原著:美齊津 康弘」クレジットを入れるべきでは?2023/03/15
tomomo
14
図書館本 コミックスで読みやすい作品 でも、ここに描かれているより実際はもっと壮絶だったと思われる 優しかった母親は自分のコトも忘れてしまい、何も出来なくなる その母親の傍で、小学生時代から相談出来る人もおらずひとりで闘ってきた美齊津さん その後も介護の仕事をされていて、本当に頭が下がる… それと同時に自分が今、どれだけ恵まれているか そして、自分が若年性痴呆症にならないとも限らない 子供には自分で生きていく術を教えておかなきゃなぁ。。と考えさせられた作品 2023/01/06