大人になってもできないことだらけです

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大人になってもできないことだらけです

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784046816634
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0077

出版社内容情報

小学生との日々で感じた「できる」「できない」の先にある大切なこと
『grape』の人気連載、学童の支援員のエッセイが1冊に!

多くの小学生と時間を共に過ごしてきた学童の支援員(放課後児童支援員)・きしもとたかひろ。その経験からSNSで子育てに関する気付きを発信し、「どうしたらうまくできるか?」ではなく「うまくいかなくてもええんちゃう?」「子どもも大人もしんどくない今を考える」という視点に多くの共感を集めています。
子育てにまつわる身近な悩みや子どもとの関わりで体験した温かいエピソードなどから、「休息や手抜きを必要なことにしてみる」、「自分にできないことは足りていないのではない」といった優しい目線で、抱えているしんどさをゆっくり手放すための考えをまとめました。『grape』の連載時から、親や保育者だけではなく多くの人の心を癒やすと話題のエッセイです。

内容説明

「当たり前」とされていたことや「正しさ」に追い詰められそうな時は「うまくいかなくてもええんちゃう?」と思ってみるんです―子育てについて考え過ぎちゃう学童の支援員がたどり着いた“しんどさ”をゆっくり手放すための18の話。

目次

第1章 大人になってもできないことだらけでした(なんでもない毎日にはなまるを;積み重ねて、塗り重ねて;役に立っても、立たなくても ほか)
第2章 できないことも、何かにつながっている(ベンチからナポリタン;たからくじがあたらなくても;とけたアイスは、冷たいジュースに ほか)
第3章 できるようになることよりも大切にしたいこともある(すこしずつ変わっていくだけ;みんな頑張ってて、みんな怠けてる;気休めやけど、持ってってや ほか)

著者等紹介

きしもとたかひろ[キシモトタカヒロ]
関西の学童保育所で多くの小学生と過ごしてきた保育士。正解のない子どもへの関わり方に対して「僕が気をつけたいこと」と題して、気づき・考えたことをSNSで発信し、保護者や保育士、教育関係者はもちろん独身の社会人から学生まで幅広い層に人気に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

29
「大きな声を出すなと言われても、自分でそれを押さえられないんだ」と言われて、そこで初めて「そうか、彼はそんな自分に苦しんでいるんだ」とわかったり。「みんなと仲良く遊んでいるフリをするのは疲れる」と打ち明けられたり。それぞれの心の葛藤のことなんて想像もしていなかったということに気づく、きしもとさん。彼自身だって、大人になってもできないことだらけだと、子どもたちに語りかけています。鉛筆をちゃんと持てなくても、片付けが苦手でも、なんとかなってる。大人になってもできないことがあっても、それでいいやん、ってね。2023/06/01

もとむ

27
著者のきしもとさんは、現役の学童支援員。なのでさすが、学童らしい事例がたくさんで、とても読みやすかった(きしもとさんによるイラストも優しくて良かった)✨「もしも"間違っている!"と思うことに直面したら、自分、もしくは相手が"まだ知らないのだ"と思えたらいいな」「子どもは出来るようになったと同時に、サボるとか片付けないとか出てくる。でもそれは"成長というより変化してるだけ"なんだね」「言うことを聞かなくて大人が困る時こそ、その子がその子らしく生きてる証なんだ」現場だとなかなかそんな風に思えないが…頑張ろう😅2025/04/19

まゆまゆ

16
子どもとの向き合い方について学童保育士が語る内容。子どもと向き合うときの大人はどうしても自分の価値観と先入観、そしてできないことに目が行きがちであり、それが言葉や態度によって子どもたちに伝わって、苦しめてはいないか。できないことがあるのは当たり前という前提で向き合えば、逆にできることに目が向くようになる。2023/02/14

むさみか

6
沢山の言葉を使って 真面目に 子供たちにとって 自分にとって できるできないこと 誠実に考えるって何なのか ということを 考えて書かれています すごく丁寧な言葉 子供との関係で 悩みがちな方に2023/03/03

コモックス

4
育児のヒントがいっぱい書いてあり、読んでなんだかほっとした。「心の余裕=今ある器の大きさのままで空き容量を増やす=ちゃんと手を抜く=メインテナンスだと思う」働いている人見て頑張ってると思うけど、休んでいる人みて「あの人、ちゃんと休んでるなーと思わない」っての確かに! 2023年は、ちゃんと手を抜いて心の余裕を持って、子供に接したい。しなければいけないことから離れる。2023/01/05

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