出版社内容情報
小学生との日々で感じた「できる」「できない」の先にある大切なこと
『grape』の人気連載、学童の支援員のエッセイが1冊に!
多くの小学生と時間を共に過ごしてきた学童の支援員(放課後児童支援員)・きしもとたかひろ。その経験からSNSで子育てに関する気付きを発信し、「どうしたらうまくできるか?」ではなく「うまくいかなくてもええんちゃう?」「子どもも大人もしんどくない今を考える」という視点に多くの共感を集めています。
子育てにまつわる身近な悩みや子どもとの関わりで体験した温かいエピソードなどから、「休息や手抜きを必要なことにしてみる」、「自分にできないことは足りていないのではない」といった優しい目線で、抱えているしんどさをゆっくり手放すための考えをまとめました。『grape』の連載時から、親や保育者だけではなく多くの人の心を癒やすと話題のエッセイです。
内容説明
「当たり前」とされていたことや「正しさ」に追い詰められそうな時は「うまくいかなくてもええんちゃう?」と思ってみるんです―子育てについて考え過ぎちゃう学童の支援員がたどり着いた“しんどさ”をゆっくり手放すための18の話。
目次
第1章 大人になってもできないことだらけでした(なんでもない毎日にはなまるを;積み重ねて、塗り重ねて;役に立っても、立たなくても ほか)
第2章 できないことも、何かにつながっている(ベンチからナポリタン;たからくじがあたらなくても;とけたアイスは、冷たいジュースに ほか)
第3章 できるようになることよりも大切にしたいこともある(すこしずつ変わっていくだけ;みんな頑張ってて、みんな怠けてる;気休めやけど、持ってってや ほか)
著者等紹介
きしもとたかひろ[キシモトタカヒロ]
関西の学童保育所で多くの小学生と過ごしてきた保育士。正解のない子どもへの関わり方に対して「僕が気をつけたいこと」と題して、気づき・考えたことをSNSで発信し、保護者や保育士、教育関係者はもちろん独身の社会人から学生まで幅広い層に人気に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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