出版社内容情報
新巻 へもん[アラマキ ヘモン]
著・文・その他
むに[ムニ]
イラスト
内容説明
盗賊職を務める冒険者ハリスの生活は、奴隷の少女ティアナとの出会いによって劇的な変化を遂げていた。賑やかになったその生活を楽しむのもつかの間、ハリスのもとに立て続けに来訪者がやってくる。その中の一人である聖騎士ゼークトから、ハリスは強い魔物が跋扈する『大トンネル』を抜ける旅路に同行してほしいと頼まれる。一方ティアナは健やかさを取り戻した反面、町中で誘拐未遂に遭ったり、嫌がらせを受けたりしてしまう。そんな状況で彼女を一人家に残してはおけないと悩むハリスにゼークトは、旅にティアナを伴うことを提案するのだった。強敵との戦闘、予期せぬ人物との再会、そして明らかになるティアナの能力。旅先で二人を待ち受けるものとは―!?奴隷少女と共に生きる、やさぐれ盗賊の再生譚、第二幕開始!
著者等紹介
新巻へもん[アラマキヘモン]
小説投稿サイト「カクヨム」にて2018年より活動を開始。本作が第6回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門大賞を受賞し、商業出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
33
酔っ払いの盗賊?だったハリスが奴隷だったティアナを買っただけで、ハリスの周りには女性があふれ、仕事にも人物像としても一流?になりつつあるのは魔法?(笑)。聖騎士ゼークトがハリスの友人という線から昔のジジイとの暮らしが気になる2巻目でした。福の神のようなティアナ、3巻目でハリス育ちがわかるのでしょう2024/10/26
サケ太
14
主人公に謎の背景が。王との因縁ってのはなんなのか。奴隷少女との接近。感情の変化。物語がどのように進んでいくのか楽しみ。2022/07/31
ホシナーたかはし
14
前巻同様、スカウト(斥候)シーフ(盗賊)の仕事内容を事細かに書いているのは良いのですが、突然の伏線発生と回収、特にリリーの父親は他人の奴隷を傷つけてはまずい事を知っていて当たり前なのに知らない等、違和感がじわじわと出てきてます。退場したはずの敵もしつこく出てくるし個人名が多いし伏線を張りすぎてどう回収するのか現時点でごちゃごちゃしてるのに新たに伏線張るし、次購読するか迷う。2022/07/28
のれん
13
割とハリスが結婚に前向きというか、彼女への好意を理解し結婚したいなぁ、元カノ感づかせるの気まずいなぁ、とアレコレ心労重ねてるのがわりかし新鮮。 ファンタジーだからこそだろうけど、この雰囲気は少女漫画的ですらある。少女の聖人っぷりはともかく、男の気遣いが丁寧なんだよな。ファタンジ―社会制度的にはちょくちょく出てくるが、聖騎士とかの仲間の社会的立場が強すぎて、劣勢はなく順調。 社会制度がゆっくり順調になると、波乱が少ないのが玉に瑕。2023/06/01
土方与六
4
いろいろとありましたが、ティアナも大人に成長しつつあります☆ ハリスがティアナにベタ惚れなのがいいですねー。 同じロリとして同士の感じです😌 チーチもロリとしては見逃せません☆2025/01/31
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