出版社内容情報
桂 かすが[カツラ カスガ]
著・文・その他
さめだ 小判[サメダ コバン]
イラスト
内容説明
ヒラギスを奪還するため十分な戦力を揃えた人族諸国軍であったが、魔物の戦力は予想を上回り当初から苦戦を強いられていた。このままでは民や兵士に多くの犠牲が出るのではと危機感を募らせたアンの意を汲み、マサルたちは全力での介入を決意し、北へ南へと忙しく活躍していく。そして暇を見つけては剣の修行をやらせようとする剣聖や、冒険者風情とふんぞり返る将軍に苦労しながらも、マサルたちはようやくヒラギスの半分を奪還するに至った。だが、魔物側も黙ってはいない。人族の手に戻ったヒラギスの公都に魔物の大群を集結させ反転攻勢に出たのだ。これにより戦場は総力戦の様相を呈していく。倒しても倒しても尽きない魔物の群れに、広がる戦線。マサルたちでさえ手一杯になり、形勢は悪化の一途を辿る。そして追い込まれたマサルは、これまで触れないできた光魔法の取得に踏み切るのだった。戦場に輝く光魔法は状況打開の突破口となり得るのか!?正念場の第十一幕が開幕する!
著者等紹介
桂かすが[カツラカスガ]
小説投稿サイトに入り浸っているうちに自分でも何か書けるのではと思い、練習のつもりで書き始め現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しまふくろう
16
続けて、というか半分惰性で購入。 絵は良い。 物語はヒラギス奪還作戦の話。いやあの、主人公達がここまでテコ入れしてようやくこの状況というのが、緊迫を通り越して帝国バカじゃないの感が凄い。いったい当初はどういう想定でどんな作戦だったんだ。 この巻はつまらなくはないんだけれど取り立てて面白くも無い感じだった。いや九割惰性でも読む気になるぐらいは面白いんだが。 打ち切りになる前に早く完結して欲しい。2022/09/19
eucalmelon
4
いやはや剣聖、大活躍。ダークオレンジ魔導親衛隊に混ざって好き放題。愉しいんだろうな。マサルを後継者と認定している、きっと。後継者を育て、鍛えた腕を振るい放題。マサルにくっついて、敵のいるところに出没。斬る敵は不足しない。これで加護が付けば言うことはないんだろうけど、加護ってマサルへの忠誠心がなければ付かないからなぁ。 マサルも隠すのややめて、万全を尽くす・・・、皆はありがたいが、これって勇者とか英雄への道、驀地のような気がするが、マサルが望んでない方向じゃない?2022/10/31
fap
1
戦力の割り振りに苦労する話。 2022/12/01