出版社内容情報
ネット時代の物語を紡ぐアーティスト・そらるが小説デビュー! 舞台は”イロ”を失った世界。色彩が見えるのは”魔法使い”だけ――。自身初のボーカロイド曲「嘘つき魔女と灰色の虹」を自らの手でノベライズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
霖 - rin -
13
そらるさんんんん、想像以上に良かったです。詩的な文面、絵本を読んでいるように、目の前に広がる鮮やかな世界。最初の入りはそらるさんの声で聴こえてくるようだったけど、直ぐにルーマとイリアの声が響いてきて彼らの新しい世界を見た時、世界が広がっていく様を一緒に体験できました。そして最後にイラストがあるのも更にいい。私が視た世界と繋がってわくわくしました。そして、読了後すぐに歌を聴いて、歌の方は、ネバーランドのような感じもあり、より深いファンタジーな世界へ連れてってもらえました。とってもお気に入りの物語です^^☆彡2023/01/01
碧海いお
10
コミカライズ化をすると知って、購入。半年ほど積んでました。読んでみたら、ヘンゼルとグレーテルみたいな少年少女が活躍する童話を思い出す内容で小学校の教室においてあっても不思議じゃない内容でした。 元々はyoutubeに投稿をされた曲ですし、10代前半までの年齢が読んだ方が楽しめそうです。2023/07/15
こぱ
9
そらるさんが執筆活動もしていると聞いて、小説が出る前からずっと気になっていて、やっっと読めた!歌がお話になるって本当に素敵でいいなと思った。イラストも内容もとても美しいお話でした^^読後すぐにボカロの方も。2023/03/22
青
4
図書館本。お名前は知ってる程度の認識で気になったので借りた。 YA寄りの絵本のような、文章は絵が思い浮かびやすいわかりやすい感じで優しいファンタジーでした。2023/01/17
maaa
2
物語の執筆経験がほとんどない方が、これだけのものを書ける事に感服。色がひとつのテーマになっているけれど、読みながらその光景の鮮やかさを目の当たりにしているような感覚で、ストーリー自体は良質なファンタジーだった。ここにもう少しだけ筆力が加われば最強。ちょうどライブでそらるさんに会えるのこのタイミングで読了できて良かった。2024/01/06
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- 和書
- おもひで屋 ハルキ文庫