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出版社内容情報
クラス委員長・シズカは、クラスメイトの臼井くんがいつも三バカトリオと呼ばれるヤンキー3人組にパシられているのを心配していた。そんなある日、シズカは街の不良に絡まれてしまう。通りかかった三バカトリオが助けに入るも返り討ちに遭い、またもやピンチに! そこへ彼らのジュースを買いに行っていた臼井くんがのんびり戻ってきて――
「なんだまだ仲間がいたのか? うっかりへし折っても文句言うなよ!」「……そっちもね」ドカッ!!!「いてててて!」
おとなしくてパシられてると思っていた臼井くんが、三バカトリオより強い不良を瞬殺しちゃった!?
内容説明
クラス委員長・シズカは、クラスメイトの臼井くんがいつも三バカトリオと呼ばれるヤンキー3人組にパシられているのを心配していた。そんなある日、シズカは街の不良に絡まれてしまう。通りかかった三バカトリオが助けに入るも返り討ちに遭い、またもやピンチに!そこへ彼らのジュースを買いに行っていた臼井くんがのんびり戻ってきて―「なんだまだ仲間がいたのか?うっかりへし折っても文句言うなよ!」「…そっちもね」ドカッ!!!「いてててて!」おとなしくパシられてると思っていた臼井くんが、三バカトリオより強い不良を瞬殺しちゃった!?
著者等紹介
マリパラ[マリパラ]
YouTube漫画動画シナリオライター。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
43
標題通り「能ある鷹は爪を隠す」系の物語ですが、本質はラブコメでそのラブは純愛。さらにバトル要素もあって欲張りセットな作品でした。さて、本作を盛り上げるのはキャラクタの魅力。主人公・アキラとヒロイン・シズカの、表現系は違うけど二人して心配性なところや、シズカの親友で友達思いのヒロミのお茶目さもさることながら、「三バカトリオ」の存在が光ってました。ヤンキーだけど理性的で義理人情に厚く、「三バカ」と呼ばれても返事をしちゃう愛すべきバカさ加減とか、何とも憎めない味のある三人組です。続きが気になる楽しい作品でした。2022/01/27
佐治駿河
42
どちらかと言えば男性向けレーベルのライトノベルには珍しくヒロイン視点から語られることが中心となる物語です。ヒロインは委員長のシズカで主人公は陰キャ(?)でパシリしている臼井君となります。パシリはしていますが臼井くんが陰キャの部分はそれほど感じないですね。また、ヒロイン視点から考えれば変な男性に絡まれたりしたときなどに助けてくれる男性(今回は臼井)に惹かれるのは普通に感がれらる展開で理解できますが、臼井くんがシズカを意識しだしたきっかけはよくわかりません。陰キャだから少し話をされただけで惚れてしまったのか?2024/11/08
オセロ
23
良くも悪くもタイトル通り。 登場人物が基本的に皆いい人なのでストレスなく読めました。 2022/01/26
真白優樹
13
クラスで陰キャな少年が三バカな不良に絡まれるのを見逃せぬ委員長の少女が、少年の真の強さを知り始まる物語。―――見逃せぬ、惹かれ往く。それはきっと、当たり前の始まり。 構造的に王道ちっくなラブコメであり、王道であるが故に魅力的な登場人物達も相まって、肩の力を抜いて安心して読めるラブコメとなっている物語である。原作ファンの皆様、王道ラブコメが好きな読者様には是非お勧めしたい。果たして、惹かれ合い結ばれた二人の今後とは。まだまだ知らぬお互いの顔は、いつか全部埋まっていくのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2022/01/29
リク@ぼっち党員
12
元々はYouTubeで連載されているからか、最近広告とかでよく見るようになった喧嘩マンガっぽい雰囲気の作品。喧嘩が流行ってるっていうのは、Y2Kの一種なんだろうか? あと純粋な疑問として、喧嘩が強いってのはキュンポイントになるんだろうか? 生身の人間の殴り合いとか普通にトラウマにならない? チンピラに絡まれてるところを助けられて惚れるというのはわかりやすいけど。基本的に構造がわかりやすくサクサク読めるラブコメだけど、三バカトリオがまさかのいいキャラだったのは意表を突かれてよかった。2022/01/29