出版社内容情報
にじさんじ所属のバーチャルライバー剣持刀也は16歳の高校2年生。剣道部所属の隠れまじめ系男子。
しかし、彼には裏の顔があると噂されていて……。虚空教とは何か。剣持刀也とは何者なのか。
エッセイ、イラストフォト、ファンからの質問に答えるQ&Aコーナー「剣持が斬る」、友人ライバーとの対談など盛りだくさんの内容で送る稀代のエンターテイナー剣持刀也ファーストエッセイ。
イラストフォト:一色
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひぬ
21
昔にじさんじにハマるきっかけとなった剣持刀也のエッセイ集。彼は完全にクリエイター気質の側で本当にVTuberが好きなんだなと実感する一冊です。「媚びない」ことに関してのエッセイは本当に草。でも確かに親に見られるのって、かなり恥ずかしいかも。「一番嬉しかったこと」バーチャルサイドがアンチのヒップホップ調の悪口なのには爆笑。そして父親との対談はあまりにも意外すぎました。でも本当に剣持父も面白そうな人間なんだよね…総評するとライブ配信とはまた違ったタイプの面白さでした。2025/03/17
キキ
14
中3女子イチオシの一冊は、高校生による、中高生のための自己啓発本。時代は確実に変わってきている。今の中高生には著者の言葉と経験値が響くことだろう。2024/05/26
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
10
初めてVtuberのエッセイを読んだ。剣持刀也はそもそも語彙力が高く、知的ユーモアに優れている方なのでエッセイが出るのは何の不思議もなかった。Vtuber=バーチャルでの姿とリアルな姿、Vtuberの・Vtuberとしての過去と未来。そして、最後の父子対談から再認識させられる環境の重要さ。学び、体現したい話が多い内容だった。2023/09/07
ハネ
6
剣持刀也という一人の人間の考え方がわかるような、すごく勉強になった一冊。2024/03/05
栞
6
最近よくYoutubeで雑談をしている動画をよく見ていて、えらくトークIQの高い人だなと思っていたので、購入して読了。いわゆる「ヴァーチャル」の姿と「中身」のどちらで書かれるのかと思っていたが、「流石」としか言えない導入だった。Vtuberをよく知らない人が読んだとしても、導入からアレを書かれてしまえばもう話に乗って見せるしかなくなってしまう。悩み相談のようなコーナーも、流石だなぁと思わせる返答だった。お父さんとの対談を見て、ああこの子にこの親あり…と思えた。素晴らしいお父さん、そして息子です。2024/01/15