出版社内容情報
皇太子との婚約が迫る中、エリーゼは傷ついた兵士たちを救うため、戦地クリミアへと従軍することに…!!エリーゼの助言で好転していく中、ニコラスの計略が……!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
22
戦争に参加して、負傷した兵士を助けるため懸命に働くエリーゼ。そんな彼女を負傷した兵士達はランタンの乙女と彼女を讃える。そんな彼女を狙って敵が中央の軍を手薄にさせようとするが、エリーゼが見破り、違和感を感じていた皇太子もエリーゼの意見に賛同。さらにチャイルド家の長男も怪しい動きが相手にあると言う。そうして、皇太子は相手の動きを利用して、相手軍を包囲して大勝利を収める。そして、祝勝会をしようとしていたが、多く出た怪我人を治療しているエリーゼは宴会には参加しなかった。それに対して皇太子はエリーゼの元へ行く。2024/02/25
優
8
サクサクお話は進むのだけど、最後の手術のお話は展開がちょっと雑な気がしました。。。2025/01/07
ひかり
8
緊迫の手術シーンでいくらピンチを切り抜けたからって喋るなー!転生をしてても悲惨な敵襲の歴史を塗り替えるのって大変そうね。2022/01/07
かなっち
7
よく考えたらお嬢様のエリーゼが自ら志願して、(兄を救うために)戦地に行って活動するって凄いことですよね。負傷した兵士を治療するのはもちろん、この6巻に至っては戦い方法にまで介入してます。歴史を知っているからこそできることですが、それを受け入れてくれた周囲の大佐たちの懐の深さに感心しつつ、無事に勝利へと繋がったようで安心しました。と安心したのも束の間、アルバートが弾丸を撃ち込まれて倒れます。それも手榴弾で、いつ暴発するか分からないという危険極まりないモノが。その取り出しに、助手はミハイルで執刀は→ 2022/08/17
punto
6
『歴史』を知っているから的確にアドバイスができる。でもこれも、頭が悪ければ、前の人生でなんで負けたのかいまいちわからないままだっただろうから、そもそも頭はいい人だったのだなぁと思います。ヒロインがいよいよナイチンゲールになってきましたが、ナイチンゲールのすごさは敵国の兵も治療したことかなと思っています。その辺は触れられていないけど、、、。皇太子いい人じゃん。気づいてあげてほしい。2021/08/09