出版社内容情報
怪奇現場で飲酒をすると、何かが起こる……!?
陰陽師を呼び寄せて、小洒落系缶ビール/ケガの多い居酒屋で焼き鳥&生ビール/蕎麦と蕎麦焼酎蕎麦湯割りからの縁切り榎/「別れる家」前でチョーヤ梅酒/熱海の怪音現場で地酒と地魚に舌鼓/ポン酒・どん兵衛・稲荷寿司でお狐待ち/老婆焼死現場で焼酎ハイ(すべて実話です)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
29
コミックエッセイ。怪奇酒第二弾。壇蜜さんとの結婚エピソードがちょこっとあって、微笑ましい。縁切り榎からの東京大神宮で、縁を繋いだと聞いたら、行かなきゃならないでしょ。ますます一人怪奇酒がしたくなりました。チキンだから、ゾゾゾポイント1の平将門の首塚くらいしか、行けなそうだけど。2022/01/24
あーびん
26
清野さんが取材するときのディテールにこだわる姿勢は実話怪談にいい具合に作用していると思う。ある程度客観的な視点がないとただの思い込みになってしまうから。「ひゅ~どろどろ」の怪音の話は昔何かで似た話を読んだような気がする...ちょっと狐狸っぽい。髪の毛とか物理的な気味の悪さは嫌だ~夜中に白い着物を着た女の人が一人で立っているってそれだけで怖すぎる。人って変なものを見ても意外とその場ではおかしいとは思わないんですよね。そしてあとで辻褄があわないので怖くなる...北区には王子稲荷もあるし、ほんとに狐かも。2021/03/07
あたびー
22
私は怖いところでお酒は飲まないと思うのですが、こういう趣味も乙なものですね〜。2021/02/26
澤水月
21
ヌルッとリアルに陰陽師が登場したり、「縁切り榎」に行きたくなるほど恐ろしい女性の恨みかったり…今回、人間怪談・心霊怪談どちらもパワーアップして面白い! ある参拝から半年で壇蜜と結婚だと…! 某稲荷、後から写真に写り込み気づいた人間の姿マジ恐ろしすぎる!! 怪奇現象起きた場所でエクストリーム飲酒、第二弾明らかにパワーUPしてる。第三弾もあってほしい2022/09/07
おはぎ
6
待望のシリーズ2冊目。笑いと恐怖がほどよく楽しい!「現代の陰陽師」や前作で忘れられなかった「幻の大仏」再訪が嬉しい。怪奇酒、そろそろ読むだけじゃなくてやってみたくなってきた…2021/02/25
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