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出版社内容情報
人気お笑いコンビ・和牛が初エッセイを刊行。
日常のひとコマから子どもの頃の思い出、劇場のことなどを和牛節で書きまくり!
劇場の二人を撮り下ろした写真も掲載。
内容説明
劇場への愛着を暴露する水田、故郷の祭りを愚痴りつつも愛する川西…。テレビでは見えてこないアラフォー男の面白いけど切ないつぶやきが満載!
目次
後ろ姿って描くの難しい
点と点が線になる
平和が一番
池島小学校
敬意
吉本運輸
教訓
カラスが苦手
書き下ろし 自己紹介
自分を信じるということ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
69
(読了日)2021年12月26日(感想·レビュー記入日)2025年1月30日。お笑いコンビ和牛のエッセイ。雑誌ダ・ヴィンチに連載されていたもの+書き下ろしで書籍化。川西さんと水田さんが交互に綴る。水田さんの細かく、こだわりのある性格はよく知られているけど、川西さんも頑固な面があるのが読むとよくわかる。題の一歩ずつ、一歩ずつがいつか歩幅が合わなくなってしまったのかな。解散してしまいましたね。【感想追加本⑪】2021/12/26
きみたけ
63
著者はお笑いコンビ和牛の水田と川西。M-1グランプリでは2016〜18年と3年連続準優勝の記録が残ってます。雑誌「ダ・ヴィンチ」2018年5月号から2020年12月号に掲載された連載を加筆修正した一冊。元料理人・水田のコラムは半分くらいが料理や食事に関するもので、細部にこだわりを持つ彼の性格が十分に伝わります。存在感のある表紙の二頭の牛の絵や、各コラムのラストには話題に上がったワードの挿し絵など、和牛本人のイラストも味があって楽しめます。2022/04/28
ミライ
45
お笑いコンビ和牛の水田信二さんと川西賢志郎さんによるコンビエッセイ(2018年~2020年に雑誌『ダ・ヴィンチ』に掲載したエッセイ+書き下ろしという内容)。内容は水田さんボケ多め、川西さん突っ込み多めのエッセイといった感じ、日常のふとした出来事をこんなに面白く文章化できるのはやはり凄い。漫才絡みと食事(料理)系のエッセイが多く、和牛の漫才の如く楽しめた。2021/04/09
ゆー。
31
「和牛の2人が交互に4~5ページエッセイ話を書く和牛の一歩ずつ一歩ずつ。両者漫才のネタに対して頑固(一切妥協しない)でネタ合わせで衝突する回数が多そう。どうしても折り合いがつかなければ作ったネタを捨てて新しいネタを作る。その姿勢が凄い。 川西さんの書く話で何回かクスッとなった。カラスなのに鷲掴みって…カラスが苦手話がツボ。」2022/08/23
吾亦紅
31
実力派漫才コンビ和牛のエッセイ集。ふたりで作り上げる漫才の完成度の高さは定評があるが、文章もそれぞれの味が滲み出ていて、さすが言葉の人たちだと思った。ダヴィンチに連載されていたものだそうだが、添えられているイラストもふたりが描いたもの。面倒くさくて偏屈なキャラでありながらきめ細やかな心遣いのできる水田さん、柔らかく人当たりが良さそうでいて結構男気のある川西さん。テレビでは見れない和牛の長い漫才をいつか劇場で観たい。2021/05/30