カドカワ読書タイム<br> 赤いパーカーの花子さんとカゲフミさま

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カドカワ読書タイム
赤いパーカーの花子さんとカゲフミさま

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046801326
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

この学校にはちょっと変わった七不思議がある。
――夕暮れの通学路。カゲフミさまに影を踏まれたら、あなたはあなたでなくなる。もう二度と戻って来れない――。
カゲフミさまの噂だ。中学に入学したばかりの千明はこの怪談が嘘でないことを知っている。昨日までいじわるだったクラストメイトが、急に“人が変わった”ように親しくしゃべりかけてくるようになった。やりすぎなくらいに優しくなった。なにかがおかしい。同じ読書好きの瑞樹とオカルト好きのスバルふたりの男子とこの怪異について調べているうち出会ったのは、真っ赤なパーカーを着た女子生徒の幽霊だった。
「あたしがトイレの花子さん――よく来たわね」
千明たちは花子さんと協力してカゲフミさまと戦うことになり――?

内容説明

この学校にはちょっと変わった七不思議がある。―夕暮れの通学路。カゲフミさまに影を踏まれたら、あなたはあなたでなくなる。もう二度と戻って来られない―カゲフミさまの噂だ。中学に入学したばかりの千明はこの怪談が嘘でないことを知っている。昨日までいじわるだったクラスメイトが、急に“人が変わった”ように親しくしゃべりかけてくるようになった。やりすぎなくらいに優しくなった。なにかがおかしい。同じ読書好きの瑞樹とオカルト好きのスバルふたりの男子とこの怪異について調べているうち出会ったのは、真っ赤なパーカーを着た女子生徒の幽霊だった。「あたしがトイレの花子さん―よく来たわね」千明たちは花子さんと協力してカゲフミさまと戦うことになり―?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジャム

3
面白かったです。 最初の千明にすごく共感してしまった。誘われたら断れないのすごく分かる。千明の内気な思考全く僕と一緒だなと感情移入しまくりでした。 花子さんは容赦ない物言なんですけど、その一つ一つが的を得ているなと思いました。この現状を作り出したのは、何をされても教室の隅で黙って下を向き、何もしないという選択をしたあなたにも責任があるって所などすごく納得し、心に刺さりました。 原因を解決するためには千明の協力が必要なのだか、いじめっ子を助けるか、助けないかを迫られたここの千明の葛藤が良かったです。2021/06/14

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