出版社内容情報
86歳で認知症になった祖母。怒りっぽく、他人の噂話が大好きで、意地悪な発言ばかりで、正直怖くて苦手だった祖母。そんな彼女がついさっき話したことも忘れて、同じ話を壊れたレコードのように何度も繰り返すようになった。
けれどふとした時に祖母の昔の思い出を尋ねると、彼女の目に光が戻った。
戦火にさらされた故郷の町で見た景色、なかなか懐くことができないまま戦場から帰ってこなかった父のこと、新宿に住む祖父に嫁ぐために故郷をあとにしたあの日…。
祖母の語りは時代を超えて、出会うはずのない若き日の祖母と出会わせてくれた。それは、苦手だったはずの祖母と再び出会い直す体験でもあった。
祖父母の家に料理を作りに通ったり、認知症サポーター養成講座に参加したり、祖母のデイケアを見学したり…。
祖母との日々を綴ったエピソードの他、祖母の戦中と戦後の人生の「語り」を描く渾身の描き下ろし、さらに活字エッセイ4編などを収録。
第20回新コミックエッセイプチ大賞を受賞した注目の新鋭が、鮮やかなフルカラーで記憶と人生を描き出す、心温まる家族コミックエッセイ。
【目次】
プロローグ 認知症になった祖母
第1章 祖母の日常と認知症の世界
ちょっとした買い物
認知症サポーター養成講座
身体の記憶
コラム 認知症ってなんだろう
第2章 認知症の祖母の話を聞くということ
食べること老いること
ストレッチと夜ご飯
コラム 祖母は話し上手
第3章 祖母と祖父
古いアルバムの中の笑顔
りんごと女の子
食べ物の思い出
新宿生まれ新宿育ち
祖父が拾った棒
コラム 祖父の建てた家
第4章 祖母とデイサービス
憧れの人
デイサービスを見学
コラム デイサービスのスタッフさん
第5章 認知症の祖母が忘れなかったこと
戦争と父のこと
祖母の青春
エピローグ 祖母の故郷へ
内容説明
85歳の祖母が認知症になった。正直怖くて苦手だった祖母が、同じ話を壊れたレコードのように何度も繰り返すようになった。けれど、そんな祖母が昔の思い出を語り始めたとき、彼女の目に光が戻った。鮮やかなフルカラーで記憶と人生を描き出す、心温まる家族コミックエッセイ。
目次
プロローグ 認知症になった祖母
第1章 祖母の日常と認知症の世界
第2章 認知症の祖母の話を聞くということ
第3章 祖母と祖父
第4章 祖母とデイサービス
第5章 認知症の祖母が忘れなかったこと
エピローグ 祖母の故郷へ
著者等紹介
なかざわとも[ナカザワトモ]
1994年生まれ。イラストレーター。桑沢デザイン研究所卒業後、イラストレーターとして活動を開始。認知症である祖母の瑞々しい少女時代を描いた「祖母の記憶」で第20回新コミックエッセイプチ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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