内容説明
誰もが一生の付き合いとなるお金。そのお金に対して正しい知識を得ること、「信用」「価値を見極める能力」「両面思考」の3つを理解することで、経済的・心理的に豊かな将来を自らの手で創りあげることができます。お金について学びながら、世界中で使える“本物のスキル”が手に入る!
目次
第1章 信用が社会の中心でまわっている(信用のある人とない人はこんなに違う;信用が上がればキャリアアップにつながる!?)
第2章 価値を見極める力を磨こう(価格と価値が違うことを知って賢い消費者になる;お金を使うとお金は減る?増える?;価値を見極める力をキャリアにつなげよう)
第3章 両面思考を身につけよう(あなたの人生の「転ばぬ先の杖」となる両面思考;両面思考が身につくと、こんなときに役立つ!;両面思考で「受け身の人生」から解放される)
著者等紹介
泉正人[イズミマサト]
ファイナンシャルアカデミー代表、一般社団法人金融学習協会理事長。2002年、経済金融教育の必要性を感じ、ファイナンシャルアカデミーを設立、代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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こじ
7
4/5 信用がお金を生むことをご存知でしょうか? 例えば、銀行からお金を借りるときに同じ会社で長年働いていると銀行の方からみた信用は高くなり、金利の優遇が受けれたりするのです。これは信用によってお金が生まれた一例です。 言い換えれば、自分を安定させることが信用を生むためのコツです。 焦らず、少しずつ信用を積み重ねていきましょう。 必ずその結果が未来につながると思います。2019/05/26
べっち
7
★★▲キーワードは両面思考、信用、価値を見極める力。これらはお金以外にもつながる考え方だと思う。特に両面思考や価値を見極める力は物やサービスを買うときに意識していきたい。非常に分かりやすく、読みやすいがこの内容で1300円はちょっと高い、、2014/11/05
はなぶさ
6
なるほど。「信用」の重要性を分かりやすく納得のいく説明であった。過去の行いが信用をつくる。信用、価値を見極める力、両面思考すなわち生きる力につながる。⭐️32016/06/04
柊 ユウ
6
ずっと読みたかった泉正人さんの本。信用×勝ちを見極める力×両面思考=「生きる力」をつけていくことが述べられている。学生時代の勉強の本質は信用の積み重ねという点にはっとした。社会人は日々の行いの中で、信用を築いていかないといけない。本当に信用って難しい。すべての人とWIN-WINになろう。2015/11/30
ひと
6
高校生向けの講義をベースに著された本。若い人が社会人になるときや一人暮らしを始める際に読むといいかも。信用×価値を見極める力×両面志向=「生きる力」のフレームワークでお金に関する基本スキルを解説しています。お金の基本というよりも経済社会を生きていくための基本と感じました。学校での勉強や受験競争を、知識を獲得するだけではなく、信用を築くための実績作りとしているところは、「なぜ勉強するのか?」の一つの答え方として参考になりました。頼れるのは、言動、行動、結果の揃った人。2015/02/20