ビッグデータを開拓せよ―解析が生む新しい価値

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ビッグデータを開拓せよ―解析が生む新しい価値

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784046538871
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0304

出版社内容情報

天文学的な量のデータが集まるインターネットビジネスでは、その活用が大きなビジネスチャンスを生む。ビッグデータをどのように解析し、新たな価値を創造していくのか。具体的事例を交えながら基礎を解説する。

内容説明

検索、ショッピング、SNSの利用履歴からGPSやセンサーネットワークで得られる情報まで、ネットに蓄積されていく“ビッグデータ”の解析は、どのような利益を生み出し、社会をどう変革するのか。データ利活用の最新状況・事例・論点を整理し、情報化時代の新たなパラダイムを描き出す!

目次

第1部 データが社会を駆動する(ビッグデータの挑戦―データ駆動社会で何が変わるのか;ビッグデータの実像;データ科学をビジネスに結びつける;ビッグデータで儲ける3つの原則;ソーシャルデータを活用する交通システム;データに語らせる科学―数式なしでわかる人工知能とビッグデータの新しい関係;データの住まうところ)
第2部 技術と社会制度の均衡(パーソナルデータとビッグデータ;IDとプライバシーの問題)

著者等紹介

坂内正夫[サカウチマサオ]
国立研究開発法人情報通信研究機構理事長、東京大学名誉教授。1946年生まれ。1975年、東京大学大学院工学系研究科電子工学専門課程博士課程修了、工学博士。東京大学工学部電気工学科講師、東京大学生産技術研究所教授、東京大学生産技術研究所長、国立情報学研究所長などを経て現職。画像や映像のもつ意味をどのように捉えて処理するかを幅広く研究。画像認識・画像検索技術、地理情報の構造、映像からの交通事故検出システムの開発など、一貫してマルチメディア情報処理の先駆的研究に携わってきた。電子情報通信学会ならびに情報処理学会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イノ

17
ビッグデータについて。人が扱うことのできないくらい膨大になった情報をどういう風にまとめ、ビジネスやサービスやIOTにどういう風に利用するのか。 それ以外にもプライバシーや個人情報について。現在の法律にも書かれていて興味があったので面白く読めた。 2016/10/06

チエコ

4
ハピネスメーターのところ面白かった2016/08/23

roughfractus02

3
2013年の1年で約2ゼタ(2×10^20)バイト(前世期までの全人類の蓄積データの300倍近い量)が蓄積されたという。インターネットは膨大なストレージ量を高速の処理速度で地球規模に流通させ、石油に代わる資源とまでいわれる。この転換を本書は、人間社会の因果的思考から相関的・相互作用的思考へのシフトとする一方、質問応答→パターン認識→運転判断へ、定量から定性分析へ接近しようとするAIの動向とデータマイニング、ディープラーニングを作るアルゴリズムを詳説し、人間自身が情報処理される社会での法の問題にも言及する。2018/05/28

PDCAサイクル

1
ビッグデータを活用したPCによる仮説の逆推は今後未来を大きく変える技術となるように思う.我々人間は日々溜め込んだ情報を整理し,概念的なものを作り出し,それら複数の概念間に成り立つ普遍的法則を見つけ,それらの法則を演繹的に用いることで仮説を立ててきた.これらは人間がやるとなると,高度な思考が必要で,それ故人間である象徴のひとつでもあると思っていたが,今や機械学習によりPCにも模倣され得るらしい.将来人間の行為の多くが機械に真似されたとしても,創造的活動にはまだ猶予があると思っていたがそうではないらしい.2017/03/10

Hiroki Nishizumi

1
原則3、仮説に頼らず、コンピューターに業績向上策をデータから逆転推定させる。これがAIにも繋がる究極のシステムだと思うが今後が興味深い。2016/12/02

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