出版社内容情報
新釈の現代語訳で“能を読み”、先鋭な論考で“能を解き”、演者から“能を聞く”。第2巻では、能の大成者・世阿弥の作品36曲を収録。「鬼」「狂い」「恋」などを鍵として世阿弥の複式夢幻能の世界を読み解く。
内容説明
新釈の現代語訳で“能を読み”、先鋭な論考で“能を解き”、演者から“能を聞く”。鬼、狂い、恋。世阿弥夢幻能の鍵を解く。世阿弥作の能、36曲序録。
目次
能を読む―曲解説・現代語訳(敦盛;蟻通;井筒 ほか)
能を解く―論考(世阿弥の能1 脇能と修羅能;世阿弥の能2 恋と物狂い;鬼と世阿弥;世阿弥の芸術的革新 ほか)
能を聞く―座談・対談(世阿弥の脇能と修羅能;近藤乾之助に聞く―宝生、謡の妙技―試演会「素謡の会」;梅若六郎玄祥に聞く―芝居になってはいけない ほか)
著者等紹介
梅原猛[ウメハラタケシ]
哲学者。国際日本文化研究センター初代所長
観世清和[カンゼキヨカズ]
二十六世観世宗家。(社)観世会理事長。(財)観世文庫理事長。(一社)日本能楽会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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