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内容説明
たくさんの犬や猫が毎日殺処分されている日本の現実。「殺される命の無い社会をつくりたい」と、真っ向勝負で「日本最大の動物シェルターをつくる」と奔走する男がいる。ヤクザの世界に身を置いていた彼は、一匹の犬・タッズとの出会いから生き方を変える。命を考える感動のノンフィクション。
目次
プロローグ 夫との出会いと物語の始まり
第1章 タッズとの出会い
第2章 夫の決意―華麗なる転職
第3章 ブリーダーとしての、第一歩
第4章 ドッグショーの開催
第5章 タッズファミリーとのつながり
第6章 命について
第7章 迷い、教えられながら進む―タッズとともに
エピローグ タッズに出会い、犬たちとの暮らしの中で
著者等紹介
玉那覇葉音[タマナハハノン]
沖縄県生まれ。22歳で京都へ。現在の夫と結婚。1頭の犬(タッズ)との出会いから、夫がヤクザの組長からブリーダーに転職。現在は「タッズ母」と呼ばれ、捨て犬たちの保護活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プル
21
正直、私は犬猫にブリーダーは信頼していない。お金で命のやり取りするだけの無責任な人の話をよく聞いていたので。商売上、ワンコが大好き&うちのビットブルは大丈夫アピールでもしているのかなと思わせるほど、過剰内容でもあるけれど、各種努力は毎日のこと。こういう人達の元で産み育てられる子犬ならば、お利口さんに育つのだろうなぁ。やっぱり最初は母犬のそばで育つ最低期間は必要。ペットショップに並ぶ子達は早くに放すから、躾もならない子に育って、人間が扱えないようになって手放し保護犬になる悪循環。断ち切って欲しい。2018/01/16
NORI
1
神奈川県の寒川にあるシェルターで被災した犬や猫の保護活動に奮闘されているご夫婦の物語。お二人の出会いから、あるピットブルとの運命的な出会い、そしてブリーダーになり、多くの犬や里親さんらとファミリーと言われる強い関係を築くまで、感動的なエピソードの数々。みんなから「タッズ父」「タッズ母」と呼ばれていることも含め、お二人についてほんの少し断片的にしか知らなかったことが、この一冊でそのバックグラウンドが分かりすべて繋がった気がします。シェルターは近く福岡に移転されるそうですが、さらなるご活躍を期待しています。2014/03/13
みのにゃー
1
たいして内容があるわけでは無い。でも、アメリカンピットブルテリアという犬種を再認識できたことは高評価できる。そしてこのブリーダーさんの熱い想いはおかしくなんかない。これからも良識あるブリーダーとして、また保護活動も頑張ってほしい。2012/11/06
me樹
0
犬の存在が様々な人たちの心を変えた。タッズの存在は、人間ではなく犬だからこそできたものだと思う。2015/08/05