百人一首と遊ぶ一人百首

上野正比古

角川学芸出版（2010/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 142p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046537164
• NDC分類 911.147
• Cコード C0092

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かふ]

『百人一首』をカルタだけじゃなく、同じテーマとして詠んでみるという一人歌合的な遊び。著者の知識は凄いと思うがこういう遊びによって培われてきたのだと思う。和歌の世界から短歌の世界へ。いろいろ学ぶことも多いです。

2023/07/16

[袖崎いたる]

百人一首を自分で読み直すやつ。一人百首。思いついて調べたらすでにやってる人がいたのでチェック。やまとのことばの味わいに耽る。

2021/11/03

[deerglove]

たまたま図書館で見つけて。しかし、すごい人がいるものですね。百人一首にあわせて一人で百首つくってしまうなんて。自分はそもそも本来の百人一首すらきちんと理解できているわけではありませんし、作者の「作品」の良し悪しを判断する素養も持ち合わせませんが、”遊ぶ”というスタンスは相応しいように思えました。

2021/12/13

[はるな]

百人一首のひとつひとつの歌に対し、返歌や本歌取りした短歌を詠んだ作品。短歌は好きだけど、古語が難しい😅でも意味がわかると楽しく読めました。百人一首を深く理解して、あと古語を勉強してから読むと、もっと面白く感じられるのかも。

2020/06/28